【マイアミGP予選】ハミルトン6位「変更には満足、順位には不満」―シミュレーターの誤算とQ3の壁、雨の決勝には自信
2026年F1マイアミGPの予選で、フェラーリのルイス・ハミルトンは6番グリッドに終わった。チームメイトのシャルル・ルクレールが3位を獲得した一方、歴代最多王者はQ1・Q2・Q3を通じて一度も上回ることができなかった。それでもハミルトンは、マシンの進化と雨の決勝への自信を口にした。
Q1から終始ルクレールの後塵―「シミュレーターが誤った方向に」
Q1でルクレール2位に対しハミルトンは7位、Q2でもルクレール3位に対し5位と、セッションを通じて差は縮まらなかった。ハミルトンはQ3でのパフォーマンス不足をこう振り返った。
「改善されたのは間違いない。マシンに多くの変更を加えたが、ソフトウェアやパフォーマンスのトラブルはなかった。変更自体は前進に繋がったと思う。Q2ではマシンの感触が良かったが、Q3ではベストを出し切ることができなかった」
6位という結果には率直に不満を示しながらも、方向性への手応えも語った。
ライバルの開発状況を鋭く分析
ハミルトンはフェラーリ自身の状況だけでなく、ライバル各チームの動向も鋭く観察していた。
「メルセデスは今回、大きなアップデートを持ち込んでいないようだ。彼らのパッケージは次戦になるだろう。一方で、僕たちのチームはアップデートを間に合わせるために懸命に働いてくれた。これは一歩前進だが、ライバルたちも同様に進化している」
マクラーレンとレッドブルの開発アプローチについても独自の見解を示した。
雨の決勝に自信―フィオラノで300ラップのウェットテスト
日曜の雨予報について、ハミルトンは誰よりも準備ができていると自信を見せた。
自身の提案がFIAルールに反映―インター用タイヤウォーマーの温度調整
ハミルトンはウェットコンディションに関連したFIAの規則変更についても言及。自身が長年主張してきた提案が実現したことへの喜びを語った。
「インターミディエイトタイヤのタイヤウォーマー設定温度を、FIAが調整した。これは僕が提案し、主張し続けてきたことだ。前進が見られて嬉しいよ。ウェットタイヤについてもウォーマーを再導入すべきだと言い続けてきた。テストで試した結果、その方が遥かに良かったからね。ここマイアミのレースでは、全車がそれを使用することになるよ」
6番グリッドからの巻き返しと雨のレースでのパフォーマンス。ハミルトンの真価が問われる日曜の決勝となる。
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