【マイアミGP】フェルスタッペン5位「次はラリーに挑戦かな」―スピンで16位転落から怒涛の追い上げも審議に困惑
2026年F1マイアミGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスタート直後に首位を奪いながらもスピンで16位まで転落。そこから5位まで追い上げる怒涛の走りを見せたが、その順位が確定するかはレース後の審議次第だ。
スタート直後のスピンで16位に転落
スタートで首位に立ったフェルスタッペンだったが、シャルル・ルクレールとの激しい攻防の中でマシンのリヤが流れた。燃料満載の状態でのスピンは致命的となり、一気に16位まで後退した。
フェルスタッペン本人はその瞬間をこう振り返る。
「スタート直後のシャルルとの場面では、お互いに限界の攻防をしていた。そこでマシンのリヤが流れてしまったんだ。燃料が満載の状態で一度滑り出してしまうと、このマシンを立て直すのは本当に至難の業だよ」
タイヤから煙を上げながらも壁への接触を免れた見事なリカバリーは、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルに「壁にぶつからずに済んだのはまさに神業だった」と称賛された。フェルスタッペン本人は笑顔でこう語った。
「正直、コースアウトするかと思ったよ。でもそのままアクセルを全開にして、綺麗な360度ターンを決めてやったんだ。もしF1でうまくいかなくなったら、いつでもラリーに転向できるね」
タイヤ戦略の誤算―終盤はグリップ皆無
16位から一時は表彰台圏内まで順位を戻したフェルスタッペンだったが、タイヤ戦略の誤算が終盤の失速を招いた。
「ミディアムタイヤでのペースは悪くなかった。でもハードコンパウンドに替えた途端、すべてが難しくなったんだ。後からなら何とでも言えるけれど、あのタイヤで長く走りすぎたと思う。終盤には完全に摩耗していて、ライバルに抵抗できるような状態じゃなかった。最後の10周から12周は、グリップが全くなかったよ」
ピット出口の白線越えでスチュワード審議へ
レース後はピット出口の白線越えの疑いでスチュワードへの出頭も待ち受けている。フェルスタッペンは困惑気味にこう述べた。
「自分がそこで何を間違えたのかさえ、さっぱり分からないよ」
審議の結果次第では5位という結果がさらに変動する可能性もある。スピン・タイヤ戦略・審議と波乱続きのマイアミGPとなったフェルスタッペン、次戦カナダGPでの巻き返しが注目される。
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