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ホンダ・レーシングがトップ交代を発表。渡辺康治社長が退任、2027年1月1日付で安田裕一副社長が新社長兼CEOに就任へ

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ホンダ・レーシング(HRC)は10月5日、代表取締役社長兼CEOの交代人事を選択・決定したことを発表した。現在社長を務める渡辺康治氏が2027年1月1日付で退任し、現執行役員副社長兼代表取締役の安田裕一氏が新たな代表取締役社長兼CEOに就任する。

日本の一般的な定期人事は4月1日付けで行われることが多いものの、モータースポーツのシーズン開幕に合わせ、2027年シーズンを初めから新体制で迎えるべく、効力発生日は1月1日に設定された。

人事の背景と新社長・安田裕一氏の略歴

渡辺康治氏は2020年に本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長に就任して以来、モータースポーツ活動を含むホンダのブランド戦略を指揮してきた。2022年には二輪レース専門だったHRCに四輪レース開発機能を統合した「新生HRC」の初代社長に就任し、通算約6年間にわたりホンダのモータースポーツ事業を強力に牽引した。

後任となる安田裕一氏は、ホンダの企業文化や二輪レースへの憧れから入社。本社人事部門を皮切りに、アメリカやインドでの人事・労務、タイやマレーシア、インドネシアでの現地法人社長を歴任した。2023年には本田技研工業の常務執行役員人事本部長として全社の人財戦略改革を推進し、2026年4月にHRCの副社長に就任していた。

安田裕一(やすだ けいいち)氏 略歴

  • 1990年: 本田技研工業株式会社 入社(人事部配属)
  • 1999年: ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(米国オハイオ)駐在
  • 2008年: ホンダ・モーター・インディア 駐在
  • 2015年: アジアンホンダモーター(タイ)人事担当
  • 2018年: ブーンシウ・ホンダ(マレーシア)社長兼CEO
  • 2020年: アストラ・ホンダ・モーター(インドネシア)社長兼CEO
  • 2023年: 本田技研工業株式会社 執行役員 人事本部長
  • 2026年: 株式会社ホンダ・レーシング 執行役員副社長兼代表取締役
  • 2027年1月: 株式会社ホンダ・レーシング 代表取締役社長兼CEO(就任予定)

エグゼクティブ・コメント

渡辺 康治(現 代表取締役社長兼CEO) 「素晴らしい仲間の皆さんとともにHRCの社長を務められたことを誇りに思う。2020年にホンダのブランド・コミュニケーション本部長としてモータースポーツの運営と発信を担当した際、四輪レース開発をHRCへ統合するプロジェクトに着手した。2022年には二輪と四輪のモータースポーツ活動を一本化した新生HRCの社長に就任し、その後はF1への復帰決定や、米国のHPDをHRC USへ再編、さらにHRC UKを設立するなど、グローバルな体制構築とブランド強化に全力で取り組んできた。任期が残る3ヶ月間も最後の一瞬まで勝利を目指し、全力で全頭していく」

安田 裕一(新 代表取締役社長兼CEO予定) 「渡辺社長が築き上げた堅固な基盤をしっかりと継承し、それをさらに進化させることが私の使命だと考えている。全員のベクトルを『レースで勝つ』という一つの目標に向け、HRCをより強い組織へと引き上げていく。海外法人の社長としてのマネジメント経験や人事分野でのバックグラウンドを生かし、勝利に向けた『人財への投資』と組織の強化に注力する。ステークホルダーやモータースポーツファンの皆様と勝利の感動を分かち合えるよう、挑戦し続けるHRCを作っていく」

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