アンドレッティ・キャデック、F1からの参戦却下に対し声明を発表
アンドレッティ・キャデラックは、F1への2025年および2026年の参戦を拒絶されたことに対して声明を発表し、フォーミュラ1マネジメント(FOM)によるレポートの内容に「強く反対」した。
チームは昨年10月にFIAからのF1参戦の承認を得た後、FOMでの審査を受けて、結果が水曜日に公表された。
FOMはチームのF1参入を拒否し、理由として他のチームや競技全体への付加価値が足りないことなどを挙げた。
アンドレッティ・キャデラックはF1レポートの内容に対して「強く反発」し、F1プロジェクトは進行中だとした。
マリオ・アンドレッティ「ニュースを受けて落胆した」
1978年世界チャンピオンであり、現チームオーナーのマイケル・アンドレッティーの父親であるマリオ・アンドレッティは、
「ニュースを見て落胆した」とコメントを残し、チームはこの事態に対して声明を発表した。
「アンドレッティ・キャデラックはフォーミュラワンマネジメントによって共有された資料を精査した結果、その内容に強く反対する」とした。
「アンドレッティとキャデラックはモータースポーツ界で成功した二つの組織であり、純粋なアメリカのワークスチームを世界最高のチームたちと共に競わせることにコミットしている。」
「我々は、経験豊富なチームが競争力のあるマシンとパワーユニットの開発において成し遂げた素晴らしい進歩について誇りに思っており、我々の計画はこれからも進む。」
「また、アンドレッティ・キャデラックはサポートを示してくれたファンに感謝の意を表明する。」
なぜF1はアンドレッティ・キャデラックの申請を却下したのか
水曜日の午後に発表された文書の中で、FOMはいくつかの結論に達しており、調査ではスポーツと商業的な利益を考慮に入れて調査を行っているが、現在のチームは判断に関与していない。
FOMの主な主張は、このスポーツには11番目のチームは必要なく、アンドレッティそれ自体はグリッド拡大を必要とするほどの付加価値をもたらさないという結論だった。
F1は、「我々の評価プロセスでは、11番目のチームが存在しても、それだけでチャンピオンシップに価値をもたらすことはない」
「新規参入が価値をもたらす最も重要な方法は、競争力を持つことだ。我々は(アンドレッティが)競争力のある参加者になるとは考えていない。」
「さらに、11番目のチームが加わることは、レースプロモーターに運営上の負担を強いることになり、一部のプロモーターには多大なコストがかかることになる。」
「アンドレッティの名前はF1ファンにはある程度認知されているが、我々の調査によれば、F1がアンドレッティ・ブランドに価値をもたらすというよりは、むしろその逆である。」
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