ニコ・ヒュルケンベルグ「去年とは大きく異なる」
ハースは先週の日曜日に行われたオーストラリアGPで、ニコ・ ヒュルケンベルグの9位入賞とケビン・マグヌッセンの10位入賞により、 今年2度目のポイント獲得を果たした。
前日の予選では、ヒュルケンベルグがQ2進出を僅差で逃して16番手。
チームメイトのマグヌッセンが14番手で予選を終えるなど苦戦したが、決勝では他車のリタイアを味方につけ、シーズン第3戦目にしてついに2台同時にポイントを獲得した。
ヒュルケンベルグは、ルイス・ハミルトンのリタイアを受けてバーチャルセーフティカー(VSC)が 導入された際に、ほぼ無償でピットストップできた幸運があったことを認めた。
「もちろん、最初のVSCは助けになった。それでほぼ無償のピットストップが出来た」とヒュルケンベルグは語った。
「それから2回のピットストップを終えてコースに戻ったんだが、ピットレーンから出る時って、 コースを走っているマシンにとってはかなり邪魔になるっんだ。というのも、(1コーナー前の)ボトルネック手前で接近速度が非常に速くなるからね。」
「1回目はダニエル(リカルド)を、2回目はアレックス(アルボン)をその方法でオーバーテイクしたんだけど、2人ともそれが不愉快だったに違いないのは確かだ!でも、ある意味それがレースであり、VSCとチームワークがあったからこそ、今日のレースには非常に満足している。」
ハースが状況次第でポイント争いに加われると確信しているかどうかを尋ねられると、ヒュルケンベルグは次のように答えた。
「もちろん、前方を走っていたマシン(ジョージ・ラッセルのマシン)がクラッシュしたことで、9位と10位に入った。それに、マックス(フェルスタッペン)もルイス(ハミルトン)もリタイアしたから、それが大きいね。 トップ5チームがすべて完走してしまうと大したことは出来ない。」
「でも、今日は予選で1周アタックするよりも、レースの方がマシンがうまく機能していたのに勇気づけられた。去年とは明らかに大きく異なる。とはいえ、まだシーズン序盤で、もう少し多くのサーキットでのマシンのパフォーマンスを見てみる必要がある。」
オーストラリアGPの結果、ハースはコンストラクターズチャンピオンシップで7位となり、3戦で4ポイントを獲得している。
これは今回、シーズン初ポイントを獲得したRBより2ポイント少ない。
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