ハース、2024年マシンの外観を公開

シェイクダウンでの実車発表を前にレンダリング画像を公開

ハースは、伝統的な黒、赤、白のカラーリングを進化させた2024年型マシンVF-24のデジタルレンダリングを公開した。

この数年間の傾向通り、アメリカのチームの新車発表は控えめで、2月11日にシルバーストーンで行われるシェイクダウンでニコ・ヒュルケンベルグがステアリングを握り、実車が姿を現すまでは新車の画像のみが公開されることとなった。

そして今季はギュンター・シュタイナーが指揮を執ることなく、エンジニアリング・リーダーからステップ・アップした小松礼雄が指揮を執る初のシーズンとなる。

チームオーナーのジーン・ハースは「VF-24が走り、レースをするのを見るのが楽しみだ。この気持ちをパートナーやチーム全体と共有している。」と語った。

「また、ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンという素晴らしいドライバーのコンビがおり、彼らの経験がかけがえのないものであることは、我々のシーズンを通じて証明されるだろう。オフシーズンを使って、より良い状態になるためのプロセスを整え、最終的には全体的なパフォーマンスを向上させることができた。まもなく、その成果を確認することができるだろう。」

小松代表「シーズン開始が待ちきれない」

また、小松は以下のように付け加えた。「VF-24への期待は現実的なものだが、新マシンをお披露目するのは、どのF1シーズンでもエキサイティングな瞬間だ。」

「前進し、パフォーマンスを向上させるために多くの仕事が待ち受けているが、ここにいる全員が高いモチベーションを持ち、VF-24でコースに出ることを心待ちにしている。」

「バーレーンでは、さまざまな課題をクリアするために最大限の力を発揮できるだろう。結論としては、シーズンをスタートさせるのが待ちきれないんだ。」

再びヒュルケンベルグとマグヌッセンを起用するチームは、2023年のコンストラクターズランキングで最下位に終わった成績の改善を目指す。

チームは彼らにとってチャレンジであることを認めており、小松は昨年はオースティンに向けて大幅なアップグレードを行うために2カ月間開発を中断したため、バーレーンGPでは「最下位ではないにせよ、後方グリッドになる」可能性が高いと認めている。

2月11日のシルバーストーンでの走行に続き、8日後にはバーレーンで2回目のシェイクダウンが行われる。プレシーズンテストは同じ場所で21日から3日間開催される。

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