【メキシコGP】アルファタウリ今季ベストリザルト!フェルスタッペンは今季16勝目!
地元メキシコのヒーローであるセルジオ・ペレスが1周目にクラッシュしてリタイヤ、角田裕毅は終盤にスピンしてポイント圏外となったが、マックス・フェルスタッペンが記録的な勝利を収め、ダニエル・リカルドがアルファタウリで活躍するなど、レッドブル勢はメキシコで笑顔を見せてくれた。このほかにも、エルマノス・ロドリゲス・サーキットからいくつかの記録が届いている。
・フェルスタッペンが今季16勝目を挙げ、シーズン新記録を達成した。
・フェルスタッペンは現在ランキング2位に位置するペレスに251ポイント差でトップに立っており、これは今年の他のどのドライバーズランキングギャップよりも大きい。
・フェルスタッペンは昨年の開幕から31勝を挙げており、これはナイジェル・マンセルのキャリア通算勝利数に並ぶ。フェルスタッペンが今日走った最後のコーナーはナイジェル・マンセル・ターンだった。
・フェルスタッペンは今日、自身の持つ表彰台最多記録(18回)に並んだ。
・フェルスタッペンは先導周回数2,684周の歴代5位アラン・プロストを抜いた。
・フェルスタッペンが1番手、ルイス・ハミルトンが2番手で、先週末のオースティンと同じポジションでゴールした(アメリカGPではハミルトンは後に失格となった)。
・フェルスタッペンはメキシコで5勝目を挙げ、レッドブルリンクに並ぶF1最多優勝記録を更新した。
・フェルスタッペンとハミルトンのワンツーフィニッシュはこれで36回となり、これまでのF1記録を更新した。
・ハミルトンは最終ラップにファステストラップを記録し、ドライバーズランキング2位争いではセルジオ・ペレスに20ポイント差に迫った。
・ハミルトンのファステストラップは通算65回目で、ミハエル・シューマッハの記録まで残り12回となった。
・ルクレールはフェラーリで100回目のグランプリ出走を果たした。
・ルクレールは過去11戦でポールポジションから勝利しておらず、これは史上2番目に長い記録だ(ルネ・アルヌーは1979年から1982年にかけてポールポジションから13戦勝利なし)。
・フェラーリのチームメイトであるカルロス・サインツは4番手につけた。
・マクラーレンのランド・ノリスは17番手スタートから5位でフィニッシュし、彼のこれまでのレースで最も順位を上げた(これまでのベストは2020年のバーレーンGPでの9位)。
・ノリスはファン投票によるドライバー・オブ・ザ・デイを獲得し、マクラーレンのドライバーが4戦連続で受賞した。
・メルセデスのジョージ・ラッセルは6位入賞で今季15回目のポイント獲得。
・ダニエル・リカルドの7位はアルファタウリの2023年シーズンベストリザルト。
・これでチームはコンストラクターズランキング最下位から脱し、アルファロメオと同ポイントで8位に浮上した。
・リカルドは、アルファタウリが今季の他のレースで記録した、トップ5ラップ数を上回る周回数を記録した。
・レッドブルのセルジオ・ペレスはここ4戦で2度目のリタイア。
・マクラーレンのオスカー・ピアストリは8番手。彼のF1キャリアで同じポジションでフィニッシュしたのは初めて(オーストラリアGPで8番手)。
・ウィリアムズのアレックス・アルボンは前回のオースティンと同じ9番手。
・アルピーヌのエステバン・オコンは10位でフィニッシュし、今季10度目のポイントフィニッシュを果たした。
【関連記事】
- 【メキシコGP】ペレス「高い代償を払った、リスクを冒した」 – Shiga Sports Japan
- 【メキシコGP日曜日レポート】フェルスタッペンの圧倒的な勝利!「信じられないようなシーズンを経験している」 – Shiga Sports Japan