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アストンマーティン、ハンガリーでの今季初の大規模アップデートを明言-アロンソ続投への「絶対条件」に

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aston martin Austria gp

2026年シーズン、マシンのパフォーマンス不足と重量オーバーに苦しみ、グリッド最後尾を彷徨うアストンマーティンホンダ。しかし、エイドリアン・ニューウェイ氏がハンガリーGPで今シーズン初となる大規模なパフォーマンス向上パッケージを投入すると発表した。

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アストンマーティン オーストリアGP

チーム代表のエイドリアン・ニューウェイは、チームの公式ウェブサイトのインタビューに応じ、夏休み前最後の連戦となるハンガリーGPで、今シーズン初となる大規模なパフォーマンス向上パッケージを投入することを明言したのだ。費用対効果を最優先し、細かなアップデートを何度も行うのではなく、「意味のある明確な一歩」を踏み出せるまで開発を遅らせるという、ニューウェイ氏自身の戦略的決断によるものだ。

今回の改良の核心は、「大幅な軽量化」と「空力コンセプトのメジャー刷新」にある。

フロントサスペンション以外を全刷新。「ターゲットは最低重量制限」

ニューウェイ氏は、ハンガリーGPに持ち込むAMR26の変更点について、極めて具体的にカミソリのようなディテールを明かした。

「フロントサスペンションは変更していない。リヤサスペンションにはわずかに修正を加えた。そして、完全に新設計したノーズと、実質的にほぼすべてを刷新したエアロダイナミクス(空力)サーフェスを投入する。

つまり、マシンのコア構造こそ従来と同様だが、外見は大幅な軽量化を伴う巨大な空力パッケージに生まれ変わるということだ。現在の我々のターゲットは、レギュレーションが定める最低重量制限の限界値に限りなく近づけることにある」

チームの不調の背景には、昨年3月にニューウェイが加入した直後からの突貫工事による設計の遅れ、そしてホンダ製パワーユニット(PU)とのマッチングの過程で生じた振動問題への対処があった。急造のデザインは常に重量増を招く。さらにニューウェイは、自身が主導した大胆な空力コンセプトが「予期せぬ課題」を突きつけてきたこと、そして昨年自身が体調不良に陥り、100%の状態で指揮を執れなかった過去の苦悩も率直に認めている。

アロンソ45歳、F1残留か引退か。去就の鍵を握るパッケージ

このハンガリーGPのアップデートは、チームの命運だけでなく、契約最終年を迎えるフェルナンド・アロンソの将来をも左右することになる。7月に45歳となるアロンソは、アストンマーティンへの忠誠を誓いつつも、来季F1に残るか、あるいは他のカテゴリーへ転向するかをまだ決断していない。

「フェルナンドはこのアップデートを本当に心待ちにしている。もしこの新パッケージが期待通りのパフォーマンスを発揮すれば、彼がもう1シーズン、我々のコクピットに留まってくれるだろうと期待している。

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フェルナンド・アロンソ

彼の豊富な経験、マシンに対する卓越したフィーリング、そして開発を正しい方向へと導く能力は、チームにとって計り知れない資産だ。しかし、彼は明確で目に見える『進歩』を求めている。我々が正しい方向へ力強く進んでいることを証明できれば、彼は喜んでステアリングを握り続けてくれるはずだ」

現在のマクラーレンはトップから平均3.4秒も遅れており、仮にこのアップデートで2秒短縮したとしても、ようやくアルピーヌやレーシングブルズといった中堅上位の後ろに辿り着くレベルだ。ニューウェイ氏は「具体的な秒数の予測は避ける」とした。なぜなら、チームが過去数年間抱えていた「シミュレーションデータと実車の相関性の低さ」を改善するため、現在まさにコア物理ツールの刷新と投資を行っている真っ最中だからだ。ニューウェイ体制下で、新ツールを用いて開発されたパーツが機能するかどうか、今回が真の初テストとなる。

「責任はすべて私にある」チーム代表としての覚悟

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ニューウェイ氏はまた、昨年11月にアンディ・コーウェル氏がチーフ・ストラテジー・オフィサー(CSO)へと配置換えになったことに伴い、自身が「チーム代表(チームプリンシパル)」の役職に就いた真意についても言及した。

「『チーム代表』という肩書は、FIAのレギュレーション上、誰かを指名しなければならないという形式的な役職の側面もある。重要なのは職務内容だ。

我々のチームにおける解釈は非常にシンプルだ。重要な戦略的決定を下すとき、『最終的な責任はすべて私』ということ。それがこの仕事の本質だ。もちろん、オーナーのローレンスもその大きな決定に深く関わっているがね」

なお、ホンダとの連携強化に専念していたコーウェルCSOは、今シーズン後半にチームを離れることが確実視されている。今夏には、現在グリッドで最もパワー不足(トップから約50kW/67馬力劣るとされる)と囁かれているホンダPUのアップデートも控えている。

今週末のイギリスGP、そして次戦ベルギーGPを経て迎えるハンガリーの地でアストンマーティンは快進撃を見せることができるのだろうか。

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