アウディ、1月9日に初走行か─元フェルスタッペン担当のスティーブンソン氏が新チームマネージャー就任
2026年からF1に本格参戦するアウディが、いち早く新車をコースに持ち込む可能性が浮上している。準備が順調に進めば、2026年型マシン「R26」を1月9日に初走行させる見通しだ。
F1では、プロモーション目的として年に2日間の「フィルミングデー」が認められており、近年は新車のシステムチェックとして活用されるケースが増えている。関係者によれば、アウディはこの制度を利用し、スペインのカタロニア・サーキットで非公開テストを実施する可能性があるという。走行距離は最大200kmで、ニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレートが、それぞれ21周ずつを担当するとみられている。
この計画が実現すれば、アウディは2026年型マシンを最初に走らせるF1チームとなる。そうした新体制の動きと並行して、運営面でも重要な人事が明らかになった。リー・スティーブンソン氏が新たにチームマネージャーへ昇格したのである。
スティーブンソン氏は、ビジネス向けSNSのLinkedInで昇進を報告し、「チームマネージャーの職務に就いたことを発表できてうれしい」とコメントした。彼は長年レッドブルでチーフメカニックを務め、マックス・フェルスタッペンの成功を支えてきた人物として知られている。
2006年にミルトンキーンズのチームへ加入し、当初はセカンドメカニックとしてキャリアをスタート。2014年にチーフメカニックへ昇格し、2023年シーズン終了後には新たな挑戦を求めてチームを離れる意向を示していた。2024年4月にはザウバー加入が発表され、当時Instagramには「ピットレーンの反対側で新しい章を始める」と投稿している。
同じ投稿では、「RB2から2023年のRB19まで、信じられない18年間だった。ともに働いたすべての仲間に感謝したい」と、古巣への思いも綴っていた。
現在、スティーブンソン氏はチームのジョナサン・ウィートリー代表のもとで職務にあたっている。ウィートリー氏もまた、ルノーやレッドブルで要職を歴任し、2024年にアウディ/ザウバー陣営へ加わった人物だ。
アウディは1月20日にベルリンで正式なチームプレゼンテーションを実施し、1月26日から始まるバルセロナでの冬季テストに臨む予定となっている。新体制の第一歩は、当初の想定以上に早く踏み出されることになるかもしれない。
【関連記事】
