【ベルギーGP】ピアストリ、フリー走行でトップを記録

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マクラーレンのオスカー・ピアストリがスパ・フランコルシャンで行われたベルギーGP唯一のフリー走行で最速タイムを記録した。タイムは1分42秒022。オーストラリア出身の彼は、マックス・フェルスタッペンに0.404秒差をつけ、スプリント予選に向けて心理的優位を築いた。ランド・ノリスはソフトタイヤで苦戦し、同じマクラーレンのチームメイトであるピアストリに0.5秒遅れを取ってセッションを終えた。なお、マクラーレンの2台は今季4基目で最後となる新しいパワーユニットを投入している。

セッションは変わりやすいコンディションのもとで行われ、ピレリが2022年以来初めて持ち込んだC1(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)という独特のタイヤ選択が戦略に影響を与えた。これにより、日曜の決勝では2ストップ作戦が有効となる可能性もある。多くのドライバーがハードタイヤで走行を開始した中、フェルスタッペンと角田裕毅はミディアムタイヤを選択した。

カルロス・サインツはセッション序盤に燃料供給の問題に見舞われ、約30分間走行できなかったものの、その後コースに復帰し、数周を走って11番手タイムを記録した。

アルピーヌから出走したフランコ・コラピントは、最初にソフトタイヤを使用したドライバーとなった。一時は8番手まで順位を上げたが、ランス・ストロールがルクレールに1秒以上の差をつけてトップに立ち、上回った。しかし、最終的にはピアストリがセッション終盤で再び首位に立ち、その座を譲らなかった。フェルスタッペンは第2セクターで苦戦し、タイムを伸ばせなかった。一方ノリスは、スタヴロでグラベルに飛び出してしまい、思うようにアタックできなかった。

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ピアストリに続くトップ10は、マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセル、シャルル・ルクレール、キミ・アントネッリ、ルイス・ハミルトン、ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ、アイザック・ハジャーという顔ぶれとなった。スプリント予選を数時間後に控え、まだまだ勢力図は流動的だ。

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