【イギリスGP】ランド・ノリス、ホームレースで表彰台、マクラーレンのアップデートを称える

シルバーストン・サーキットで行われた今季11戦目となるイギリスGP、今回マシンにアップデートを投入したマクラーレンF1は週末を通して驚きのスピードでの走りを見せ、注目を集めた。

予選ではホームレースとなるイギリス出身のランド・ノリスがP2、それに続きオーストリア出身のルーキー、オスカー・ピアストリはP3を獲得、決勝のグリッド前方スタートを可能にした。

マックス・フェルスタッペンに並びフロントロウからスタートしたノリスは、見事な走り出しを見せ、フェルスタッペンの前方に出ることに成功した。

その後、今季8回目の優勝を記録したフェルスタッペンにオーバーテイクを許すも、終始一歩も譲らない粘り強い走りを見せた。

セーフティカー導入後、ノリスにハードタイヤを投入したマクラーレン。コンパウンドが二つ下のユーズドソフトを履いた、メルセデスF1のルイス・ハミルトンを抑え2位でフィニッシュ、表彰台入りを果たした。

一方ルーキーのオスカー・ピアストリも4位でフィニッシュ、マクラーレンF1にとって喜ばしい結果となった。

レース後、今季初の表彰台入りを果たしたランド・ノリスはマクラーレンを以下のように称えている。

「まず最初に、チーム全体に最大の感謝を伝えたい。彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれて、このチームの多大な努力がなかったらこんな結果を収めることはできなかったよ。本当に熱心で素晴らしいことだ」

「ルイス(ハミルトン)とは素晴らしい勝負ができた、彼からP2を守り抜くという点でね。多分レース中、僕は多くの失敗をしたと思う、でもやれるだけのことはやった。マックス(フェルスタッペン)に対してもできる最大限、挑戦し続けた。(クルマとクルマの)間にいると、とても長く、一人きりのレースだったけれど、本当に素晴らしいものだった。」

セイフティカー導入時にソフトではなくハードタイヤを選択したことに関しては、ジョークを交えて、

「きっと彼らは僕のスキルをテストしたかったんだと思うよ、ザク(・ブラウン、マクラーレンチーム代表)が言うにはね。とにかく、それに関してはザクが決定権を持つことだからね」

「僕はソフトが良かった、特にセーフティカーが投入されていることを考えたらね。でも気にしていない、だって2位だから、全部オッケーさ!」と話した。

また、彼のホームレースでの活躍を盛り上げた地元のファンたちに対しては、

「フィニッシュ後のラップは、ファンのみんな全員に手を振ろうとしていたんだ。本当にありがとう、僕のこと、そしてマクラーレンを応援してくれているイギリスのファンのみんな!」と感謝の気持ちを示した。

そして、惜しくも4位でフィニッシュ、表彰台入りを逃してしまったチームメイトでありルーキーのオスカー・ピアストリに対しては以下のようにコメントしていた。

「正直に言って、僕らは2位と3位でフィニッシュできたはずだと思う。週末を通してオスカーは本当に良い走りを見せていたからね。セーフティカーの導入がなかったら彼は3位でフィニッシュできていたと思うから残念だ。でもとにかく、僕らを応援してくれていたファンのみんなに感謝を伝えたい。」

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