サインツ、波乱の予選でフロントロー獲得

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ウィリアムズの カルロス・サインツは土曜日の混沌としたアゼルバイジャンGPの予選で、精密さと少しの運を味方につけ、驚きの結果を手にした。赤旗で中断される前にタイムを記録し、マックス・フェルスタッペンと並んでフロントローから決勝を迎えることになった。
この日の予選は計6回も赤旗で中断され、Q3だけでも2度ストップする混乱ぶり。しかしサインツは、その状況を最大限に生かした。レーシングブルズのリアム・ローソンとイサック・ハジャーとともに、セッション序盤の赤旗前にクリーンなラップを決めることができた数少ないドライバーの一人だった。
サインツは天候が見方することを期待していたと認め、「今日はすべてがうまくいきました」と振り返った。
「適切なタイミングで正しいタイヤを履き、力強いラップをまとめられた。トップチームがしっかりタイムを出せば、僕たちは4~5テンスは遅れるのはわかっていた。でもそれをやり切ったのはマックス(フェルスタッペン)だけで、それは驚きではないよ。他を上回って2位に入れたのは、チームにとって本当に良いニュースだ」
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笑顔を見せたサインツは、日曜に向けた目標も語った。「チームのために表彰台を争いたい。実現できれば最高だ。それだ無理なら、次に何が起こるか見てみよう。今年は予選で強さを発揮してきた。それは常に問題じゃなかった。今日も良いスピードがあることを示せたし、大事な場面で結果を出せることを証明した。レースではポイントが思うように取れていないが、速さがあれば心配はしていないよ。結果は必ずついてくるはずだ」
予選結果
順位 | ドライバー | チーム | タイム |
1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1:41.117 |
2 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ | 1:41.595 |
3 | リアム・ローソン | レーシングブルズ | 1:41.707 |
4 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 1:41.717 |
5 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1:42.070 |
6 | 角田裕毅 | レッドブル | 1:42.143 |
7 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1:42.239 |
8 | アイザック・ハジャー | レーシングブルズ | 1:42.372 |
9 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | |
10 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | |
11 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1:41.857 |
12 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1:42.183 |
13 | ガブリエル・ボルトレート | ウィリアムズ | 1:42.277 |
14 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1:43.061 |
15 | オリバー・ベアマン | ハース | |
16 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1:42.779 |
17 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アストンマーティン | 1:42.916 |
18 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1:43.139 |
19 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ | 1:43.778 |
20 | エステバン・オコン* | ハース | 1:43.004 |
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