ルクレール、中国GPでの奮闘を誓う
シャルル・ルクレールは日本グランプリで4位入賞に入る力走を見せたが、予選での苦戦のせいでレースで「代償を払った」と認めた。
フェラーリのチームメイトであるカルロス・サインツに表彰台を奪われたのだ。
ルクレールは、土曜日の予選が難しく、Q1で脱落を免れるためにソフトタイヤを2セット使用しなければならなかったため、Q3では1回のアタックラップに頼らざるを得なかった。
その結果、8番グリッドからレースに臨んだ。
ルクレールとって、レース当日はより成功を収めた。1ストップ作戦を自分に有利に働かせたのだ。
3位表彰台を獲得するかと思われたが、レースの終盤にサインツに追い抜かれ、4位に甘んじなければならなかった。
それでもファンからはドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれた。
「今日のことだけを見れば、かなり満足している。今日はこれ以上のことはできなかったと思う」
とルクレールはレース後に振り返った。「今日は素晴らしいレースが出来た」
「昨日の予選のせいで、より良い結果が出せなかった。これが僕が集中したいポイントだ。不思議なことに、過去には予選にそれほど集中する必要はなかった。それが僕たちの強みの一つだったからだ」
「しかし、ここ2レースは、パフォーマンス自体ではなく、タイヤを適切なウィンドウに入れることができず、普段よりも少し苦戦している。普段は僕の強みなんだけど、今日のレースでは、スタート位置が後方になったことで代償を払わされた」
「それ以外は、ペースは本当に良かった。タイヤマネジメントも本当に良かった。コミュニケーションと戦略も本当に良かったんだ」
「ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれたのもうれしい。時々、素晴らしいレースが出来ても、少し孤独になってしまい、誰にも気づいてもらえないことがある。今日はみんなに気づいてもらえてうれしい。次のレースに集中して、すべてをまとめて、望む結果を出せるようにしたい」
鈴鹿での土曜日のセッション後、予選での問題の原因についてすでにアイデアがあるのか、それともさらに時間をかけて理解する必要があるのかと聞かれたルクレールは、次のように答えた。
「中国の前の数日間で、もう少し深く掘り下げる必要がある」
「アウトラップではかなりわずかな違いがあるが、昨日も言ったように、ラップはよかったし、セットアップもよかったんだけど、グリップが足りなかった。」
「これは前までは僕たちの強みだったんだけど、ここ2レースはそうではない。そこに集中して、中国で開催されるレースですべてをまとめることができればと思う」
ルクレールとフェラーリは、4月19日から21日に開催される中国グランプリまでに、これらの問題をより明確に理解できることを期待している。
【関連記事】
- バスール、鈴鹿でのフェラーリのパフォーマンスをを称賛 – Shiga Sports
- サインツ、何度もオーバーテイクを決め3位表彰台を獲得 – Shiga Sports
- フェラーリ、鈴鹿の予選で喜びと悲しみ入り混じる – Shiga Sports
- ルクレール、予選でのペース不足に見当がつかないと認める – Shiga Sports
- オリバー・ベアマン「僕の目標はF1のシートを獲得すること」 – Shiga Sports