ノリス、中国で惨敗もトップ返り咲きを確信
中国GPでは、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリの2台が、ともに決勝レースに出走できないという異例の事態に見舞われた。それでも、世界王者のノリスはチームが再びトップに返り咲くと確信している。
シーズン開幕戦のオーストラリアでは、プレシーズンテストで予想されていた通り、メルセデスが優位性を発揮。2025年王者のノリスは5位に終わり、ピアストリはスタート前のクラッシュにより出走すら叶わなかった。
続く第2戦、上海インターナショナル・サーキットで行われた中国GPでは、さらに厳しい結果が待っていた。マクラーレンの2台はエンジン電装系のトラブルによりグリッドに並ぶことができず、決勝を欠場。前日のスプリントではノリスが4位、ピアストリが6位に入っていただけに、痛恨の週末となった。
しかし、ノリスはチームが問題の原因を把握したと語り、前向きな姿勢を強調した。
「すべてを理解するまでには少し時間がかかった。レースに1台も出走できなかったのはチームにとって非常に厳しい出来事だったし、自分たちでコントロールできない部分で起きたことが何より辛かった。厳しい週末だったが、多くを学んだ。このマシンには大きなポテンシャルがある」
一方で、現状への不満も隠さない。
「確かに、今は自分たちが望む位置にはいない。ただ、“昨年ワールドチャンピオンになる”のと“タイトルを逃す代わりに、今より良いマシンを持つこと”のどちらを選ぶかと問われれば、答えは明らかだ」
また、現在の勢力図については、メルセデスとフェラーリが先行し、マクラーレンは3番手と分析する。
「トップにいる方が楽しいのは間違いない。でも、僕たちは悪くない位置にいる。いくつかアップデートも準備していて、再びトップに立つために全力を尽くしている」
そして最後に、王者としての自信をにじませた。
「昨年タイトルを獲得できたのは、最高のマシンがあったからだ。今年もそれを実現できると信じている。少し時間と忍耐は必要だが、このチームを心から信じている」
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