ダニエル・リカルド「裕毅と僕はバーレーンでの出来事を乗り越えた」

サウジアラビアGPを前に、RBのダニエル・リカルドはバーレーンGP後のチームや角田裕毅との関係性についてメディアに語った。以下はメディアからの質問の一部と、それに対するリカルドの返答である。

・レース終盤でのドライバースワップについて話し合い、解決はしたのか？

「そうだね。話し合ったよ。もちろん、今年最初のレースだから、チームの平和のためにも、話し合うことは重要だった。」

「ヘルメットの中では、確かに感情が高ぶったりするけど、レース後にチームとして話し合うことが重要だった。裕毅と僕は話し合って、それをクリアにした。今、僕たちはそれを乗り越えてここに来ている。これからのシーズンは長いから、すべてが終わった後に透明性を保つことも本当に重要だった。」

「すべて順調で、ここでパフォーマンスを発揮し、いい週末を過ごしたいと思っている。とてもいいチームだ。」

・このような出来事がチームを不安定にすると思うか？

「そんなことはないよ。もちろん、現状よりも物事がスムーズに進むことを常に望んでいるけどね。今のように、多くの雑音や雑念があるのは間違いない。願わくば、簡単ではないけど、こうしたことが徐々に解消され、チームとしての活動に専念できるようになるといいね。」

・マックス・フェルスタッペンがメルセデスに移籍するかもしれないという噂がSNS上には多くある。そうなるとレッドブルに戻る大きなチャンスになるかもしれないが、どう思っているか？

「正直なところ、このスポーツには多くの噂があるので、僕はそれを見ていないし気にしていないよ。僕たちにはどんなことでも、おかしな噂がついて回る。僕がドバイに家を持っているとか、モナコで優勝したときにプールに飛び込んだ自分の銅像があるらしいとか。だから、正直なところ、僕は物事が起こるまで何も信じない。」

「レッドブルとしては開幕戦の1-2フィニッシュという結果は、コース上でのパフォーマンスとしては完璧だった。もちろん、メディアで騒がれたり、雑音が入ったりするのは避けたいだろうね。」

「あんまりこの事についてはこれ以上のコメントはしたくない。ドライバーはただ毎戦来て、レースがしたい。それだけなんだ。」

・開幕戦ではRBマシンの長所と短所を見て、サウジアラビアではどうか？

「このコースは本当に素晴らしい。だからレースするのが楽しみなんだ。超ハイスピードだけどグリップも高いから、本当にプッシュできて楽しいよ。ただ、滑りやすいのは確かだね。」

「先週の開幕戦では裕毅はQ3進出あと一歩だった。だから、Q3進出は僕たちにとって不可能なことではない。本当に楽しみだ。」