リカルド「成し遂げることが出来ると自信をもっている」

RBのダニエル・リカルドは、今週末の中国グランプリでシーズンを正しい方向に向けることができると楽観視している。
リカルドは、上海インターナショナルサーキットで長年にわたって際立った結果を残してきた。

リカルドは、2024年シーズンの厳しいスタートを経て、今週末の中国グランプリに挑む。
これまでのところ、一貫してチームメイトの角田裕毅に遅れをとっており、これまでにチームが獲得した全てのポイントは角田の功績によるものだ。

リカルドとRBは、より多くのパフォーマンスを引き出すために懸命に取り組んでおり、リカルドは中国での自身のこれまでのポジティブな経験の一部を活用したいと考えているようだ。
これには、2016年のフロントロースタート、2018年のオーバーテイクに次ぐオーバーテイクでの優勝、2019年のルノーでの初ポイントフィニッシュなどが含まれる。

「5年後に上海に帰ってきた今年、それを再現したいと思う」と、リカルドはコメントした。
「データ上では、おそらく良い位置にはいないが、そう遠くもないはずだ。本当に苦労していたり、特定のものを欠いていたりするわけではないからね」

「まだあちこちに改善するべきところはあるが、自信を失うようなことは全くない。まだこの週末は走っていないけど、仕事を成し遂げることができると自信を持っている」

日本グランプリはリタイアで終わってしまったダニエル・リカルド

前回の日本でのレースでは、リカルドはファーストラップでリタイア。
予選では角田にわずか数百分の1秒届かなかったが、前進したように見えた。
Q3に進出するあと一歩のところまで迫る走りを見せていた。

RBのパッケージについてどの程度学んでいるか、そしてすべてがうまくいくのは時間の問題だと感じているかと尋ねられたリカルドは、次のように答えた。
「そうだね。面白いよ。毎回学んでいるか聞かれるんだけど、僕は今年14年目になるし『僕はルーキーではない』と思う」

「でも、それは本当のことでもあるよね。悲しい真実だけど、それはこのスポーツを面白くしているものでもある。常に何かを見つけようとしているし、見つけることができる。それは一種の無限の機会であり、ワクワクするものだ」

「今僕は、本当に苦労していて、深く暗い穴の中にいて、そこから抜け出すのが大変だという状況ではない」

「少なくとも日本グランプリの土曜日は、間違いなく勇気づけられるパフォーマンスだった。今はただそれをやらなければいけない。何かを恐れているとか、できないと感じているとか、そんなことは全くないよ」

リカルドは現在の状況を考えると、自身のF1での将来やRBとレッドブルの計画にどのように適合するかについてほとんど注意を払っていないと付け加えた。
しかしリカルドは以前、シニアチームへの復帰が自分の「夢」であると認めていた。

「今、昇格については話したくもないよ。明らかに、そのことを話したり考えたりする前に、まずシーズンを始めなければならないからだ。だから、それは僕の心の最前線ではない」

「今は、いつものように自分自身を証明する必要がある。でも、ここでファミリーの一員でいることで、彼らは僕の能力を知ってくれていると思う。それには本当に勇気づけられているよ」

「そう、僕たちはこの状況を好転させたいんだ。でも、”僕にはその能力があることを示さなければならない”というような大きなプレッシャーはない。もちろん、今はそれを実行に移し、実現させるだけだ」

【関連記事】

Similar Posts