F1、2024年のスプリントカレンダーを発表
F1は2024年シーズンにF1スプリントを開催する6会場を発表した。
ブラジルは4回目の開催となり、オーストリアは3回目、オースティンとカタールは2年目、中国とマイアミは初開催となる。
F1のスプリント・カレンダーは、オーバーテイクを増やし、接戦で楽しいレースを展開するサーキットを中心にデザインされている。
2021年に導入されて以来、スプリント・フォーマットは観客数に好影響を及ぼしており、特に金曜日は通常のプラクティス・セッションよりも観客数が多い。
【2024 F1 スプリント】
グランプリ | 開催地 | 日付 |
---|---|---|
中国 | 上海 | 4/19-21 |
マイアミ | マイアミ | 5/3-5 |
オーストリア | シュピールベルク | 6/28-30 |
アメリカ | オースティン | 10/18-20 |
ブラジル | サンパウロ | 11/1-3 |
カタール | ロサイル | 11/29-12/1 |
Nielsenによる21市場にわたる調査によると、2023年アゼルバイジャンGPの予選の視聴者数は2022年のプラクティス2回目と比べて83%増、アメリカGPは139%増、ベルギーGPは34%増だった。
11月に開催されたF1委員会のミーティングでは、2024年のスプリントフォーマットを更新し、スプリントの活動をグランプリの活動から切り離すことで週末をさらに合理化することが全体的に支持された。
スポーツ諮問委員会は、2024年の第1回F1委員会に提出する最終案に向けて、特にタイミングやパルクフェルメのレギュレーションなど、具体的な詳細を詰めていく。
その会議の後、スプリントの形式に変更の可能性があれば発表される。
「来季のF1スプリントの開催地として、中国とマイアミを含む6つのエキサイティングなイベントを発表できることをうれしく思う。」とF1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは語った。
「2021年に創設されて以来、スプリントは一貫してテレビでの視聴者数の増加、イベントでのファンへのコース上でのエンターテインメントの充実、ソーシャルやデジタルプラットフォームでのファンエンゲージメントの向上を実現しており、来年もエキサイティングなイベントを楽しみにしている。」
FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、次のようにコメントした。
「来季のスプリントイベント6戦が決定したことをうれしく思うとともに、今年のスプリントでスリリングなアクションを提供してくれた4つの開催地が戻ってくることを楽しみにしている。」
「F1が2019年以来初めて中国に戻るため、上海が加わることはチームとドライバーにとって挑戦となる。我々はスポーツにとって最善のことを行うために継続的に開発し、適応していかなければならない。そのため、FOMやチームと協力してスプリント・フォーマットの将来の方向性を定義している。」
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