FIA、17歳のリンドブラッドにスーパーライセンス免除を承認

アービッド・リンドブラッド
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国際自動車連盟(FIA)は、アービッド・リンドブラッドへのスーパーライセンス付与に関するレッドブルからの要請を承認し、17歳のドライバーが18歳の誕生日を迎える前に公式F1セッションへの参加を可能にした。

8月8日に18歳の誕生日を迎える予定のリンドブラッドは、メルセデスが既に活用している国際スポーツ規約の特別条項を利用して、公式セッションでF1マシンを操縦する資格を得ることとなった。この重要な決定は今週火曜日、マカオで開催された世界モータースポーツ評議会において正式に批准された。

「FIAは、18歳の誕生日前にアービッド・リンドブラッドにスーパーライセンスを付与する要請を受理しました」とFIAのプレスリリースは発表した。「この要請を支持するために提示された情報を検討した結果、世界評議会は、このドライバーが最近、単座レーシングカーにおいて卓越した能力と成熟度を一貫して実証してきたため、要請を承認することを決定しました」

今週FIAによって承認されたアービッド・リンドブラッドのスーパーライセンス要請は、マックス・フェルスタッペンの立場が規律面で重要な局面を迎える前に開始されていた経緯がある。4度の世界チャンピオンであるフェルスタッペンは現在、カナダグランプリまたは、その後のオーストリアグランプリ期間中に新たなペナルティポイントが科せられた場合、出場停止処分の脅威にさらされている状況だ。

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6月30日のオーストリアGP開催日までの間、今回の承認はドライバー陣容の再編成が必要となる可能性があるレッドブルにとって、貴重な選択肢を提供することになった。

従って17歳のリンドブラッド選手は、アイザック・ハドジャーまたはリアム・ローソンがフェルスタッペンの代役を務める必要が生じた場合、RBに起用される可能性がある。また彼は岩佐歩夢とペアを組んでレッドブルのリザーブドライバーの役割を担い、フリー走行セッションに参加することも可能となる。

リンドブラッドは現在F2チャンピオンシップで3位に位置しており、バルセロナでF2での初勝利を記録したばかりである。

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