コラピント、アルピーヌのチームオーダー無視を正当化「僕の方がガスリーより速かった」

franco colapinto alpine austin gp
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フランコ・コラピントは、アメリカGPでアルピーヌのチームオーダーを無視した自身の判断を擁護した。背後にいたガブリエル・ボルトレートの脅威が、チームメイトであるピエール・ガスリーを追い抜く理由になったと主張している。

オースティンの最終ラップでは、アルピーヌの2台がともに燃費セーブモードで走行していた。チームはコラピントに対し、不必要なリスクを避けるためガスリーの後ろに留まるよう指示。しかし、コラピントはそのチームオーダーを無視し、ターン1でガスリーをオーバーテイクした。結果的にガスリーは19位まで順位を落とし、コラピントがチームメイトより先にフィニッシュラインを通過することになった。

レース後、アルピーヌのゼネラルマネージャーであるスティーブ・ニールセン氏は、次のように不満を表明した。

「ピットウォールからのすべての指示は最終的なものであり、今日これが守られなかったことに失望している」

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しかし、コラピントは自らの判断が正しかったと考えている。

「レースの終盤では、僕はピエールよりもはるかに速いペースを持っていた。後ろにはボルトレートがいて、激しく攻めてきていた。僕にとって最善の状況は、前に出て、両方の車のスピードを落とさないようにすることだったと思う。このマシンの運転が難しいことはわかっているが、いまは本当に苦戦している。今年は何度か順位を変えるように指示され、ほかのコースでもレースをさせてくれた」

そして、次のように続けた。「チームとして、僕たちは来年に向けていいパフォーマンスを出せるよう本当に努力している。あらゆる状況を分析し、改善に努めている。たとえポイントを獲得できなかったとしても、こうした瞬間はとても重要だ。なぜなら、僕たちは毎回、可能な限り最高の結果を達成しようとしているから」

オースティンでの複雑な週末を経て、アルピーヌはチーム内の規律と団結の必要性を強調。この件については、内部で調査を行うと発表した。

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一方、ガスリーはチームが「詳細に検討する」と言ったことに満足していた。

「チーム内の状況を見て検討したい。最初のスティントはよかったが、ピットストップ後にエステバン・オコンのギアボックスのすぐ後ろに出てしまった。理由はわからない。結局のところ、私たちはただ遅すぎただけだ。これについてはオフィスで話し合う必要があり、ここでフラストレーションを発散しても意味がない。私はこのレースに満足していないし、全体的にパフォーマンスにがっかりしている。私たちはもっと改善しなければならない」

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