ハミルトン、フェラーリでの”挑戦”を前にメルセデスの勝利を確信
ルイス・ハミルトンは、メルセデスが将来再びチャンピオンを獲得するチームになると「心から信じている」と語る。
フェラーリへの移籍はメルセデスが再びタイトルを獲得できるという信頼を失ったからではないと話した。
2013年にメルセデスに加入したハミルトンは、すぐに大きな成功を収めた。2014年から2020年まで、チームメイトのニコ・ロズベルグに惜しくも敗れた2016年を除き、すべてのシーズンでドライバーズチャンピオンに輝いた。
しかし、2022年にグラウンドエフェクトレギュレーションが導入されて以来、チームは苦戦を強いられており、ハミルトンは2021年シーズンの最終戦以来勝利がない。
昨年夏には2025年末までメルセデスと契約を延長したものの、2月にはハミルトンが来年フェラーリに移籍するために契約解除オプションを行使したことが明らかになり、F1界に大きな衝撃が走った。
フェラーリへの移籍を心待ちにしながらも、ハミルトンはメルセデスとともに過ごす最後のシーズンでベストを尽くそうと意欲を燃やしており、ブラックリーを本拠地とするチームがいつか勝利の道を取り戻すことができると確信している。
「今年が楽しみだし、このチームがまたチャンピオンを獲得することは分かっている。このチームの一員でいることは僕の誇りだ。」
「チームがどれだけ多様化し、どのようなプロセスを経ているかという点で、僕は長い間、常にそのプロセスの一部であり、チームが歩んできた発展の一部だ。」
フェラーリと契約した理由のひとつは、メルセデスで8度目のタイトルを獲得できると信じられなくなったからかと尋ねられたハミルトンは、次のように答えた。 「いや、正直なところ、そうではない。さっきも言ったように、僕はこのチームがまたタイトルを取ると心から信じている。」
「メルセデスは素晴らしい歴史を持っている。そして役員以下、彼らは最終的にレースと、このクルマがチャンピオンになれるかどうかに関係なく、多くの分野に多大な投資をしている、だからといって、僕のキャリアの次のステージについてどう感じるかは関係ない。」
「さっきも言ったように、僕の人生における新たな章が始まるんだ。」
ハミルトンはフェラーリでのレースがもたらす新たな挑戦への準備ができていると感じている。
「僕はキャリアの後期にいる。」
「挑戦は大好きだし、これは本当に究極の挑戦だ。信じられないほど象徴的で、素晴らしい歴史を持ちながら、過去10年かそこらで期待されたほどの成功を収めていないチームへの移籍だからね。」
「僕の目標は、まずは今年彼らを倒すこと。そして、それは明らかに来年につながるはずだ。」
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