トト・ヴォルフ、フェルスタッペン獲得に意欲的

メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがメルセデスに移籍することになれば「大歓迎」だと認めた。

フェルスタッペンはレッドブルと2028年末までの契約を結んでいるにもかかわらず、他のシートを探す可能性があるとの憶測も浮上している。
ルイス・ハミルトンがフェラーリへの移籍を決めたことで、2025年のメルセデスのシートが1つ空いたことから、メルセデスへの移籍が噂されている。


フェルスタッペンとレッドブルは最近のF1で圧倒的な強さを誇っており、ヴォルフは週末のサウジアラビアGPで、フェルスタッペンがほかのチームで新たな挑戦をすることはF1にとっていいことなのかと質問された。
「彼を獲得したい」とヴォルフは語り、次のように付け加えた。 「でも、その前に今のマシンを改善する必要がある。来年の夢を語る前にマシンを改善して、ドライバーのジョージ(ラッセル)とルイスには、良い装備を与える義務があると思う」と付け加えた。

メルセデスが2025年にラッセルと組むドライバーをいつ決めるつもりなのかについて、ヴォルフは今シーズンを戦いながら慎重に検討するつもりだと語った。

「いくつかの興味深いオプションがある。シーズンがどうなるかを見極めれば見極めるほど、若いドライバーと少し年上のドライバーを比較することになる。」

フェルスタッペンが候補の筆頭に挙がっているのかどうか尋ねると、ヴォルフはこう答えた。 「これはマックスが下すべき決断だと思うし、グリッド上の全てのチームが何としてでも彼をマシンに乗せたいと思うだろう。」

RedBull Content Poolより引用

その一方で、メルセデスはこの2年間の苦難を乗り越え、改善をし続けることに集中している。2022年、2023年と前へ進むことに苦戦したメルセデスだが、ヴォルフは今度こそそれを達成できると自信を見せている。

「今回、私がチームに抱いている自信はこれまでとは違うものだ。というのも、ある段階になると、基本的に未知の要素をすべてチェックすることになるからだ。そして我々はどこにいるのか、方向性ははっきりしている。」

「トップに立つというのが私のフィーリングだ。レッドブルのマックスに勝つには十分なのか?いや、そうではないが、少なくとも表彰台を争うポジションに戻り、そこにいることはできる。100%間違いなくそこに到達できるはずだ。」

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