フェルスタッペン「僕がマクラーレンに乗っていたら…」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは日本GPで、もし自身がマクラーレンのマシンを駆っていたら、他のドライバーたちの視界から完全に消えていただろうと語った。
マクラーレンの実力については、チーム関係者、ジャーナリスト、そしてファンの間で議論が続いているが、フェルスタッペンもこの議論に一石を投じた。
彼は自身のパフォーマンスを振り返り「今の状況にはとても満足している…でも、あの別のマシンに乗っていたらどうなっていたか考えることがある」と述べた。
マクラーレンについて言及しているのかと問われると、彼は「そうだ。もし僕がマクラーレンに乗っていたら、もう僕の姿は見えなかっただろうね!レース中、バックミラーでオレンジ色の2台を見ていた。最後まで戦い続けなければならなかった」とフェルスタッペンはレース終盤を振り返った。
「この結果を本当に誇りに思う」と彼は認めた。「もちろん、その大部分は昨日(予選)で作られた。ポールポジションからスタートできたことが大きかった。鈴鹿では、後ろについていくのはかなり難しいと思う。DRSゾーンも1か所しかないから、さらに厳しい状況だった。加えて、タイヤの劣化もかなり少なく見えたため、1ストップ戦略となった」

「すべての困難にもかかわらず、僕たちはこの週末を最大限に活用することができた。チーム全員を本当に誇りに思う」
フェルスタッペンが誇りを感じる理由は十分にあった。土曜日の素晴らしい予選ラップですべてを決めたのに加え、日曜日にはマクラーレン勢を引き離すという小さくない課題もこなしたからだ。
パフォーマンスが特別だったと感じるかどうか、ESPNに尋ねられたフェルスタッペンは次のように答えた。「ああ、それは事実だ。本当に集中して取り組んでいる。もちろん、今シーズンは僕たちにとって簡単なスタートではなかった。それは誰から見ても明らかだと思う。でも鈴鹿では本当に、本当に、本当に素晴らしいものだった」
「僕はポジティブな点もネガティブな点も気にしていない。ただ中立的な立場で自分のパフォーマンスに集中しているだけだ。これからも戦い続けるよ」
一方、マクラーレン側は自チームの戦略を擁護すると同時に、オスカー・ピアストリはチームメイトのランド・ノリスよりもスピードがなく、ノリスをオーバーテイクすることはなかったと主張している。
マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは次のように説明した。「ランド(ノリス)はマックス(フェルスタッペン)の後流に入ろうとしていたが、第2セクターに入るたびに大きなグリップ低下があった」
「そのため、ランドは柔軟に対応し、タイヤを少し冷やしてから再アタックする必要があった。これは単純にマシンのリズムだけで判断できる状況ではなかったと思う」
またステラは、レースは土曜日の予選結果で実質的に決まっていたとの見解を示し、「このトラックでは、前のマシンを抜くためには0.7秒のアドバンテージが必要だと分かっていた。戦略的オプションもあまり多くはなかった」と付け加えた。
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