【マイアミGP】バスール代表「予選よりレースペースが優れている」―フェラーリ、決勝での逆転に自信
2026年F1マイアミGPの予選を終え、フェラーリのチーム代表フレデリック・バスール氏は決勝レースへの自信を示した。シャルル・ルクレール3位・ルイス・ハミルトン6位という結果に両ドライバーが不満を示す中、ヴァスール氏は異なる視点でマイアミの週末を評価している。
スプリントから予選へ―フェラーリの歩み
スプリントではルクレールが4番手、ハミルトンが7番手からスタート。19周のミニレースでルクレールは3位表彰台を獲得した一方、ハミルトンは中盤まで6位をキープしながらも最終的にマックス・フェルスタッペンに抜かれ7位でフィニッシュした。
続くGP予選ではルクレールが3番グリッド、ハミルトンが6番グリッドと、スプリント予選からわずかに前進。しかしバスール代表は、この結果を悲観的には捉えていない。
「正直に言って、今日はここまで良い一日だったと思う。決勝がどうなるか見てみよう。これまでのところ、我々は通常、予選よりもレースペースの方が優れているからね」
「奇妙な土曜日」―目まぐるしく変わる勢力図
スプリントではマクラーレンが圧倒的な速さを見せ、GP予選ではメルセデスがトップに立つという目まぐるしい展開について、バスール氏は率直にこう表現した。
「いくつかのチームのパフォーマンスが劇的に変化した、奇妙な土曜日だった。午前中はマクラーレンが基準だったが、午後にはメルセデスが最高のパフォーマンスを見せたんだ」
その中でのフェラーリの立ち位置についても明確に語った。
「我々は常にその中間にいた。しかし、どのチームも同じ状況にあり、新しいレギュレーションからいかにベストを引き出すか模索している最中なのだと思う」
開発競争の本質―「他チームより大きな一歩を」
バスール氏はフェラーリの前進を認めつつも、F1の開発競争の厳しい現実を鋭く指摘した。
「我々が進化を遂げたのは確かだ。だが、それはマクラーレンも同じだし、他のライバルも向上している。おそらく全チームがメルセデスと比較して何らかの積み上げをしてきたはずだ。つまり、特定のコンマ数秒を見つけ出すこと自体が重要なのではなく、他チームよりも大きな一歩を踏み出せるかどうかが勝負なんだ」
決勝レースでフェラーリが「予選よりも優れたレースペース」を発揮できるか。雨の予報も絡むマイアミGP決勝でバスール代表の自信が証明されるか注目だ。
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