ノリス、シンガポールで苦戦 ピアストリがトップタイムを記録

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ランド・ノリスは、シンガポールでの厳しい一日を認めた。2回目の練習走行でわずか5番手に終わり、一方でマクラーレンのチームメイトでありタイトルライバルのオスカー・ピアストリがタイムシートのトップに立った。
ハンガリーでの勝利以来、ノリスは安定感を欠いている。その後の表彰台はわずか1回で、ザントフールトでのリタイア、モンツァで2位、バクーで7位という結果だ。シンガポールでは、彼のフラストレーションがトラック上でも無線越しでも表れていた。
「今日は厳しい一日だった。マシンにあまり快適さを感じられなかった」とノリスは練習走行後に語った。この走行中には、フェラーリのシャルル・ルクレールとのピットレーンでの接触もあった。レースエンジニアのウィル・ジョセフとのやり取りで、ノリスは皮肉を込めて言った。「僕のマシンが0.5秒遅いわけじゃないよね? 僕の運転が0.5秒遅いんだ」
彼は後に付け加えた。「去年ここで感じていた感覚が恋しい。改善すべき点が多い。ただ単に悪い日だった。オスカーは速いから、マシンには何も問題ない。僕が単純にパフォーマンスを発揮できなかっただけだ」
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スカイの解説者アンソニー・デビッドソンは、ルクレールとの接触がノリスを動揺させた可能性を示唆し、元世界チャンピオンのジェンソン・バトンはより率直だった。「チームメイトが0.5秒速いと、自分を疑問視する。彼はミスが多すぎて、一度もまともなラップをつなげられなかった。土曜日にはきっと良くなるだろう」
昨年マリーナベイでポールポジションから勝利したノリスは、タイトル争いに留まりたいなら、迅速に立て直す必要に迫られている。
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