キック・ザウバー、ピットストップの問題解決に向け「昼夜を問わず」取り組む

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キック・ザウバー(ステークF1)は、2024年シーズンの開幕から3戦でチームに大きな犠牲を強いることになったピットストップの問題を解決するため、オーストラリアGP以来、たゆまぬ努力を続けている。

バーレーンとサウジアラビアでの開幕2戦と同様、キック・ザウバーはオーストラリアGPでもドライバーのひとり(バルテリ・ボッタス)にピットレーンで貴重な時間を費やした。

ピットストップ中にホイールナットがボッタスのマシンのリムから完全に外れ、ピットレーンのファストレーンを横切ってしまったのだ。レース後にチームには5000ユーロの高額な罰金が科された。このペナルティに加え、ボッタスはこのピットストップ中に大きくタイムをロスしている。メルボルンGPではリタイアが相次ぎ、ポイント圏内でフィニッシュするかと思われた矢先だった。

ポイント獲得が出来ずに終わったオーストラリアGPの後、チーム代表のアレッサンドロ・アルニ・ブラビは、今週末4月5~7日に鈴鹿で開催される次戦日本グランプリに向けて、ピットストップ問題がチームの最優先事項であると主張した。

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日本GPを前にして、ブラビはチーム全体が”昼夜を問わず”問題解決に取り組んでいると主張し、「チームはいくつかの困難なレースを乗り越えて強くなって戻ってくる。我々は状況を覆すことができると知っているから、落ち込んだりはしない」と述べた。

「いくつかの困難なレースから立ち直り、これまでのレースで見せた心強いペースを活かして、最終的に自分たちのポテンシャルを発揮することを目標に日本へ向かう。」

「ピットストップの問題を解決するために、(スイスの)ヒンウィルの拠点では昼夜を問わず作業が行われてきた。」

「ポジティブな点は、メルボルンでのレースと同様に、直接のライバルを上回るパフォーマンスを発揮できたことであり、今週はその上に構築していくつもりだ。」

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アレッサンドロ・アルニ・ブラビはまた、今週末の日本GPでC44にいくつかの技術的改良が施されることを認めたが、詳細については明かしていない。

「それに加えて、チームの懸命な努力の成果である、いくつかのアップデートも導入する予定だ。それにより、新たな前進を遂げ、まずは今シーズン初のポイントを獲得できることを願っている。」

実際、今シーズン開幕以来、キック・ザウバーはウィリアムズとアルピーヌと並び、まだポイントを獲得していない3チームのうちのひとつである。

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