角田裕毅、ペナルティに不服「周冠宇はコース外に追いやれらたフリをした」
角田裕毅は、2023年F1第8戦スペインGPにて、ライバルの周冠宇(アルファロメオ)がトラック外に追い出された“ふりをした”ことで「不当な」ペナルティを科されたと語った。
角田裕毅は、56周目のターン1で周冠宇をコース外に追いやったとスチュワードに判断され、5秒のタイムペナルティを科された。その結果、9位でチェッカーを受けた角田裕毅は3つ順位を下げて12位になった。
レース後、角田裕毅は「厳しいペナルティでした。正直、不公平と感じています。」と語った。
角田裕毅は、周冠宇の攻撃を受けたターン1でインサイドラインをキープして進入。周冠宇がコース外に追いやられたふりをしたと非難した。
「スペースを空けていましたし、彼が早い段階で諦めたような気がします。」
「彼はコース外に出て、追い出されたようなふりをしました。」
「アウトサイドには確かにまだスペースがありました。プレッシャーをかけても、まだ後ろにスペースがある。だから、なぜペナルティがあるのかわからない。本当に厳しいと感じています。」
ペナルティはレース終了前に発表され、角田裕毅は、スチュワードが警告を出す前に2人のドライバーと話し合うべきだったと述べました。
「FIAと少し話し合えれば良かったんですけどね。FIAは議論せずに5秒を与えて、レースは終わってしまいました。」
「不公平だと感じています。」
スチュワードは、周裕毅にはレーシングルームを与える権利があるが、角田裕毅は周冠宇に十分なスペースを残さなかったと裁定した。
「24号車はターン1のエイペックスとその先で前に出ていたため、ドライビングスタンダードガイドラインに基づき、レーススペースを与えられる権利があった。一方22号車はコーナーの外側に移動し、24号車をトラック外に追いやった。」
アルファタウリの車両性能責任者ギョーム・デゾテュは、角田裕毅のドライビングを賞賛したが、十分なスペースを残していなかったと認めました。
「裕毅のドライビングは素晴らしかった。彼はレースのほとんどで、オコンと一緒にいることができたので、レースペースに関しては勇気づけられた。」
「残念ながら、ターン1で周を守っていた際、彼はエイペックスに十分なスペースを残しておらず、そのために5秒のペナルティを受け、最終的に12位に終わりました。」
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