【2024日本GP決勝】角田裕毅が母国で初ポイント獲得
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2024年F1日本グランプリを制した。
フェルスタッペンのチームメイトのセルジオ・ペレスが2位表彰台を獲得し、レッドブルのワン・ツーフィニッシュを決めた。
3位に入ったのは前回のオーストラリアグランプリ優勝者であるフェラーリのカルロス・サインツだった。
シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソ、ジョージ・ラッセル、オスカー・ピアストリ、ルイス・ハミルトン、角田裕毅が、鈴鹿サーキットで行われた2024シーズン第4戦のトップ10に入った。
リカルドとアルボンのクラッシュ
レース開始直後の1周目、ダニエル・リカルドは第3コーナー手前でウィリアムズのアレックス・アルボンに接触。
両者のマシンがクラッシュする事態となり、赤旗が出された。
リカルドは、右側のブラインドスポットにいたアルボンのウィリアムズを押しのけてしまったようだ。
ダニエル・リカルドにとっては痛手だ。
シーズン開幕からまだ1ポイントも獲得しておらず、チーム内での将来も不透明で、リザーブドライバーのリアム・ロウソンに近いうちに交代するという噂もある。
このアクシデントにより、オフィシャルはタイヤバリアを元の位置に戻す作業が必要になった。赤旗中断は20分以上続いた。
周 冠宇のリタイア
レース14周目、キック・ザウバーは、ギアボックスの問題でリタイアするため、周 冠宇のマシンを止めることを選択。
周は数周にわたってペースを落としており、リタイア前は最下位に沈んでいた。
全力を尽くしたルクレール
予選で予想以上に苦戦し、グリッド8番手からスタートしたシャルル・ルクレールは、ミディアムタイヤでのスティントを最大限に延ばすという積極的な戦略を試みた。
ルクレールは、他のドライバーがピットストップした際、数周にわたってレースのトップに立つことに成功したが、25周の激しい走行でタイヤが限界を迎えていた。
ルクレールはセルジオ・ペレスからプレッシャーをかけられ、セクター2でコースオフ。
危うい場面であったが、ルクレールは最終的にピットインしてハードタイヤに履き替え、そのタイヤで4位でチェッカーフラッグを受けた。
アルピーヌに奇跡は起きず
今週末の鈴鹿でA524に導入されたアップグレードにもかかわらず、決勝レースではアルピーヌに奇跡は起こらなかった。
エステバン・オコンとピエール・ガスリーの両ドライバーは、このレースをレースリーダーから1周遅れで終えた。
したがって、アルピーヌはシーズン開幕以来、まだ1ポイントも獲得出来ていない。
角田裕毅が再びポイント獲得
オーストラリアで今シーズン初のポイントを獲得した角田裕毅は、地元のファンの前で再びトップ10に入った。
角田は10位でフィニッシュラインを通過し、1ポイントを獲得。
母国日本でポイントを獲得するという素晴らしい結果を残した。
次戦のグランプリは中国の上海サーキットで開催される。
このサーキットには、コロナ禍の影響で2019年シーズン以来、F1が訪れていない。
日本グランプリのレース結果
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