アロンソ、ジェッダでの5位獲得を受け、チームが「正しい方向へ歩み出した」と話す

フェルナンド・アロンソはサウジアラビアGPでの5位入賞に満足し、アストンマーティンが開幕戦バーレーンGPから前進した可能性を語った。

4番グリッドからスタートしたアロンソは、オープニングラップでマクラーレンのオスカー・ピアストリにポジションを奪われたものの、その後もピアストリにプレッシャーをかけ続けた。

また、7周目にチームメイトのランス・ストロールがクラッシュしてセーフティカーが導入された際のピットストップにも恩恵を受け、コース上で彼に接近していたランド・ノリスとルイス・ハミルトンの2台がピットストップを行わなかったことも、アロンソに有利に働いた。

その後、アロンソは4位のピアストリから3秒、6位のジョージ・ラッセルから4秒差の5位でフィニッシュした。

アロンソはレース後、けたたましい花火のなかでジョークを交えながら「最高の気分だよ」とコメントし、「でも、今はちょっと落ち着かないよ。」と付け加えた。

「レースは良かったよ。ペースはバーレーンよりも良かった。それでも、予選の方がレースよりも速かったと思うけど、今日はマクラーレンやメルセデスと戦えた。」

「レッドブルとフェラーリはまだ一歩リードしていると思うけれど、マシンは快適だったし、今日のレースには満足している。」

前回のバーレーンGPでアロンソはレースペースに苦しみ、6番グリッドから9番手まで後退した。そのため、2度のワールドチャンピオンに輝いたアロンソはジェッダでの進歩に満足しているが、次戦オーストラリアGPに向け、アストンマーティンがさらなる進歩を遂げられることを期待している。

「正しい方向への小さな一歩ではあるが、特にレースペースではまだもう一歩前進する必要がある。」とアロンソは付け加えた。「セーフティーカーで、ハミルトンとノリスはチームメイトと同時にストップすることができなかった。それも僕らは利用することができた。」

「また、カルロス（サインツ）がいなかったこともあって5位を獲得できた。」

ストロールが前述のクラッシュでリタイアしたため、アロンソはアストンマーティンで唯一の完走者となり、チームは合計13ポイントを獲得してコンストラクターズランキング5位につけている。

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