アロンソ、アストンマーティンを称賛

Fernando Alonso Suzuka Japan


フェルナンド・アロンソは、日本グランプリでの6位フィニッシュを喜んだ。
アロンソは、アストンマーティンが現在「グリッド上で5番目に速いチーム」だと考えており、通常は9位または10位でフィニッシュすると思っていたようだ。

5番手グリッドからスタートしたアロンソは、レース序盤はソフトタイヤで良いペースを見せた。
ミディアムタイヤでの2番目のスティントでは、6位を走行し、後続のオスカー・ピアストリとジョージ・ラッセルに迫られる状況だった。

これまでの2024年シーズンでチームの強みではなかったマシンのレースペースについての感想を求められたアロンソは次のように述べた。
「前回までのレースよりは少し良くなったと思う。でもマクラーレンとメルセデスに比べてまだペースが必要だ。レッドブルとフェラーリは別次元にいる」

「我々はグリッド上で現在5番目に速いチームだと思う。ということは、順当にいけば9位または10位になるはずだということを意味する。予選では5番手、レースでは6位だったから、確実に獲得可能なポイントを最大化したのは間違いない。そのことは嬉しいが、マシンをまだ改善する必要がある」

アストンマーティンは鈴鹿でアップデートを行っており、アロンソはこれらのパフォーマンスを分析するためにチームにもっと時間が必要だと感じている。
しかし、アロンソは日本での週末中に多くの要因を最大限に活用したことについて、チームを称賛した。

「トラックごとに比較するのは常に難しいが(新パッケージのパフォーマンスについて)、今は多くのデータがある」とアロンソは説明した。「週末全体の後、僕たちはすべてを分析するだろう」

「チームは間違いなく日曜日に正しい戦略で戦った。スタートは良かったし、今日のピットストップは驚異的なスピードだった。そのような小さな要因のすべてをまとめたおかげで9位ではなく6位でフィニッシュすることが出来た」

「だが先に言ったように、根本的にマシンのペースはまだ僕たちが望むほど良くはなく、それを改善したい」

Lance Stroll Suzuka Japan
日本GPを12位でフィニッシュしたランス・ストロール

一方、チームメイトのランス・ストロールは16番グリッドからレースをスタート。
12位でフィニッシュラインを通過した。ストロールはストレートでのペースに苦しみ、レース後に「本当にタフだった」と認めた。

「僕たちはストレートスピードが不足していた。ターン6でオーバーテイクしなければならなかった」
とストロールはコメントした。「メインストレートではできなかったからね。そう、タフなレース、タフな週末だった」

土曜日の予選後、困難に直面した理由がわからないと示唆したストロールは、日曜日のレースを経て、次戦の中国グランプリに向けて何に取り組むべきかをより理解できることを期待している。

「いくつかのアイデアがある。中国ではもっと良い週末を過ごせることを願っている」とストロールは付け加えた。


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