【アルファタウリF1】CEOバイエル「角田はこの数年で成長した」

アルファタウリのCEO、ピーター・バイエルは角田裕毅とダニエル・リカルドの来シーズンの続投を表明した。

角田の続投にバイエルは「彼はこの数年で成長し、パフォーマンスカーブのトップに立ちつつある。更に結果を残すには、ダニエル・リカルドとの二人でチームを組むのが最適解だ。」と説明した。

またダニエル・リカルドに関しては「彼は我々が苦手としている車の専門知識について多くのアドバイスをくれる。また、現在、アルファタウリ・ホンダRBPTは最下位と苦境に立たされているF1コンストラクターズランキングを巻き返すためにダニエル・リカルドの経験が必要だ。そしてミッドフィルダーのトップに立つには、経験豊富なドライバーが必要だ」と説明している。

一方で、リカルドの代役で出場し、オランダGPやシンガポールGPでチームの最高成績を残したリアム・ローソンは来季のレースシートから外された。

理由として「株主からの要望で、チームの教育とF1における成功があったが、チームに二人の若い選手を置く余裕が我々にはないことも事実であるため。」と述べた。

また、ドライバーの育成も大事だが、チームのニーズを調整する必要があるとも述べた。

今後のアルファタウリについて、若手育成の機会の場にこだわらなくなったと説明している。