アントネッリ、メキシコGPのFP1に出走

メルセデスでジョージ・ラッセルの将来のチームメイトとなるアンドレア・キミ・アントネッリは、今週末のメキシコでルイス・ハミルトンのW15を使用してFP1（フリー走行1回目）に参加する。

キミ・アントネッリは、今シーズン再びメキシコGPの週末にFP1セッションに参加する。今回は最初のプラクティスセッションでルイス・ハミルトンの代わりを務める。FIAの規則では、すべてのF1ドライバーは、2グランプリ以上の参加経験のない新人のために、シーズンに1回のFP1セッションを譲らなければならない。なお、この義務は来シーズンから2回に増えることになる。

これは、アンドレア・キミ・アントネッリが2025年シーズン開始からメルセデスのドライバーとして正式に発表されて以来、F1マシンをドライブする姿を公に見せる初めての機会となる。

「今週末、第1セッションでドライブし、チームの良いスタートをサポートできることを楽しみにしている」とアントネッリは述べた。「僕にとって新しいサーキットだが、準備のために懸命に取り組んできた。高地にあることがユニークで、それは僕が挑戦したい課題だ。このプロジェクトに貢献する機会を与えてくれたチームに感謝する」

アントネッリは、すでに古いメルセデスのマシンで多くのテストを行っている。また、モンツァの最終コーナーで早々にクラッシュしてわずかな周回数しか記録できなかったものの、FP1でジョージ・ラッセルのW15もドライブしている。

このインシデントについてメルセデスにも一部責任があることを認めた後、トト・ヴォルフは「メキシコでキミ（アントネッリ）が更なる成長を見せることを楽しみにしている」と述べた。

F2では、アントネッリは2レースで優勝を収めており、シルバーストーンのスプリントレースで初勝利を挙げ、2週間後のハンガリーで2勝目を達成した。その後、昨年9月にバクーで表彰台に上がった。現在、ドライバーズランキングで6位につけている。

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