【ブラジルGP】角田裕毅「もっとポイントが獲得できたはずだ。チームに申し訳ない。」

アルファタウリの角田裕毅はブラジルGPで、スプリントで6位、決勝レースで9位となり、アルファタウリにとって貴重な必要なポイントを獲得した。しかし、この好結果にもかかわらず、角田はもっと上位に食い込むことができたはずだと考えていた。

今季のコンストラクターズランキングで最下位に沈んでいたアルファタウリだが、このところ調子を上げてきており、現在は9位のアルファロメオに5ポイント差の8位につけている。

コンストラクターズランキングが混雑しているこのエリアで、現在ランキング7位のウィリアムズとアルファタウリの両チームの差はわずか7ポイントしかない。角田はブラジルでこのポイント差をもう少し縮めることが出来たはずだと考えているようだ。

チームメイトのダニエル・リカルドがスタート直後のアレックス・アルボン、ケビン・マグヌッセン、ニコ・ヒュルケンベルグの接触でダメージを負ったことで、アルファタウリの角田に課せられたプレッシャーも大きくなった。赤旗中断がなければ、リカルドは残りのレースに参加することはなかっただろう。

角田は次のようにコメントした。

「ポイントを獲得できたことはうれしいが、もっとできたはずだ。ターン10でミスをして順位をひとつ落としてしまった。もっと上を狙えたはずだから、チームに対して申し訳なく思う。」

「ダニエルも本当に速かっただけに残念だ。ふたりともポイントを獲得できたはずだ。ポジティブに考えれば、16番手スタートから9位でフィニッシュできたということは、マシンの強力なペースを示している。オースティンでのアップグレードは本当に大きな一歩になったと思う。」

2023年シーズンも残すところあと2戦となったが、アルファタウリがウィリアムズを追い詰めて7位を獲得できるのかということに注目が集まっている。

「チームとして3週間連続でポイントを獲得して、今はいいリズムが作れている。この勢いを残り2レース、最後まで維持することが重要だ。」と角田は続けた。

「マシンから最大限パフォーマンスを引き出し続けて、ウィリアムズとの差を縮めるためのポイントを獲得し続けたい。」

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