エステバン・オコン「今は誰にとっても楽しくない状況だ」
アルピーヌのエステバン・オコンは、今季の厳しい開幕戦を経験したチームの全員が依然として好調を維持し続け、チームの状況を改善することに集中していると語った。
またエステバン・オコンは、チームの苦戦を誰もが楽しんではいないということも認めた。
大胆な新コンセプトであるA524を選択したアルピーヌは、2024年シーズンの開幕戦バーレーンGPと第2戦目サウジアラビアGPの2レースでポイントを獲得できずに苦戦を強いられた。
今週末にメルボルンで開催されるオーストラリアGPを前に、オコンは状況が厳しいことを認めた。
しかし、チームは今後も問題点を理解することに集中し、今後のレースで状況を好転させる方法を模索していくと説明した。
「現時点でチームがどのような状況にあるかは明確だ。チームとして楽しめるような状況ではないことは確かだ。」と、オコンは語った。
「ヴィリーまたはエンストンにいるチームメンバーの誰もが、週末に苦戦することを楽しんでいるとは思えない。」
「だがシーズンは長い。僕たちは確実にマシンの最適化、問題の特定に取り組み、物事を好転させたいと思っているよ。言葉にするのは簡単だけど、それを行うまでは、ただの言葉でしかない。」
「それがチームとしての目標であり、実現するまでこの取り組みを諦めるつもりはない。チーム内の士気は良好だし、全員がやる気に満ちているから、現時点ではそれが最も重要だ。」
A524の最大の課題について具体的に尋ねられたオコンは、次のように語った。
「思ったように機能していない小さなことが数多くある。だけど現在のレースはかなり接戦だから、最終的には細部が大きな違いを生む。」
「2016年にマノーでグリッドの後方からスタートしたことを思い出すよ。ただし違いは、レースの差がより接近していることだ。グリッドは、P1から僕たちがいる位置までよりコンパクトになっているし、対処方法が大きく異なる。今年もどこでどのように進歩するかを確認していきたい。目標は、とにかく前進することだ。」
アルピーヌは2023年のオーストラリアGPで、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットを走った際に、両ドライバーが衝突してリタイアしている。
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