【バーレーンGP FP1/FP2レポート】リカルドがFP1でトップタイム、FP2はメルセデスのワン・ツー!
【FP1】
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2024年シーズン開幕戦のFP1では、ダニエル・リカルドとリブランドしたRBチームがペースを上げ、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリをリードした。
現地時間14時30分、ピレリのミディアムコンパウンドタイヤを装着した10チームと20人のドライバーが登場した。
フェルスタッペンが1分33秒535を記録し、メルセデスのジョージ・ラッセルをコンマ数秒引き離した。
【F1バーレーンGP FP1 結果・順位】
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム |
1 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分32秒869 |
2 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分32秒901 |
3 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分33秒113 |
4 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分33秒183 |
5 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分33秒193 |
6 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分33秒238 |
7 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分33秒251 |
8 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分33秒268 |
9 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分33秒302 |
10 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分33秒354 |
11 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分33秒385 |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分33秒413 |
13 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分33秒583 |
14 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分33秒868 |
15 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分33秒923 |
16 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分34秒213 |
17 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分34秒807 |
18 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分35秒144 |
19 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分37秒477 |
20 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分37秒938 |
セッションが進むにつれて、RB、マクラーレン、キック・ザウバーの3チームがソフトタイヤを選択。
5番手にはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとが入り、前述のフェルスタッペンとラッセル、シャルル・ルクレール、そしてルイス・ハミルトンが続いた。
バルテリ・ボッタスはソフトタイヤを履いてフェラーリのカルロス・サインツ、レッドブルのセルジオ・ペレスの前で10番手、ウィリアムズのアレックス・アルボンは13番手、ランス・ストロールはリカルドから0.999秒遅れの14番手だった。
周 冠宇は序盤のブレーキの不調から挽回し、ソフトタイヤを履いたマシンで15番手、ウィリアムズのローガン・サージェント、アルピーヌのエステバン・オコンとピエール・ガスリーはそれぞれ17番手と18番手だった。
ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグはロングランペースに集中していたようで19番手と20番手で終わった。
FP1終了後、ドライバーとチームは時間をかけてデータを整理し、より重要な夕方のFP2セッションに備えた。
【FP2】
メルセデスのルイス・ハミルトンがFP2でファステストラップを記録し、チームメイトのジョージ・ラッセルをリードしてメルセデスワン・ツーを達成した。
マクラーレン、RB、キック・ザウバーを除く大半のチームがFP1ではソフトタイヤを使わず、温存することを選択。
【F1バーレーンGP FP2 結果・順位】
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム |
1 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒374 |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分30秒580 |
3 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分30秒660 |
4 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分30秒769 |
5 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分30秒784 |
6 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分30秒851 |
7 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分30秒884 |
8 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分30秒891 |
9 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分31秒113 |
10 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分31秒115 |
11 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分31秒333 |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分31秒516 |
13 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分31秒715 |
14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分31秒764 |
15 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分31秒881 |
16 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分31秒951 |
17 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分32秒001 |
18 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分32秒027 |
19 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分32秒048 |
20 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分32秒608 |
最初にペースを上げたのはハミルトンで、セッションが中盤に差し掛かると1分30秒374を記録。ハミルトンのラップはラッセルに0.206秒差をつけていた。
3番手にはフェルナンド・アロンソが100分の8秒差で続き、カルロス・サインツが4番手、オスカー・ピアストリが5番手につけた。
マックス・フェルスタッペンはハミルトンのラップから約0.5秒遅れの6番手タイムを記録し、ニコ・ヒュルケンベルグ、ランス・ストロール、シャルル・ルクレール、セルジオ・ペレスがトップ10に入った。
ウィリアムズはアレックス・アルボンが11番手、ローガン・サージェントが13番手で、FP1でトップに立ったRBのダニエル・リカルドはその間に挟まれて12番手。ハースはケビン・マグヌッセンが14番手、RBの角田裕毅は15番手だった。
角田の元チームメイト、ピエール・ガスリーは16番手で、バルテリ・ボッタスが続いた。
エステバン・オコンと周 冠宇は18番手と19番手で、ランド・ノリスはミスによりフライングラップを中止したため、最下位でこの日を終えた。
初日が終了し、各チームは金曜日の15時30分(現地時間)から行われるFP33回目(最終セッション)に向けてデータを分析する。
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