ルクレールが最終練習走行でフェルスタッペンとサインツをリード

シャルル・ルクレールはオーストラリアGPの3回目の最終練習走行において、辛うじてフェラーリをタイムシートのトップに留め、レッドブルのライバルであるマックス・フェルスタッペンとチームメイトのカルロス・サインツを僅差で抑えた。

昨日の走行と比較して、アルバート・パークはより涼しく曇ったセッションとなった。サインツはミディアムタイヤで走行中に最初に先頭を走行したが、その後フェラーリとレッドブルのドライバーがソフトに切り替えたことでタイムが向上した。

メルボルンのストリートの2つのコンパウンドの差はわずかであったため、ルクレールはラップタイムを短縮するまでには数ラップを要した。最終的には、1分16秒714というタイムでシャルル・ルクレールがトップに立った。これはフェルスタッペンのタイムよりも、わずか数100分の1秒速いタイムだ。

サインツは確実な復活を遂げて3位となり、またメルセデスのペアであるルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルはより競争力の高いセッションを楽しみ、それぞれ4位と5位を獲得した。

フェルナンド・アロンソはアストンマーティンを6位につけ、その後にセルジオ・ペレスのもう1台のレッドブルが続き、マクラーレンのオスカー・ピアストリは出場したオーストラリア人ドライバーの中では最速タイムで、8位を獲得。ルクレールのベンチマークからわずか0.373秒差だ。

結果、トップ10はランス・ストロールとランド・ノリスの2番目のアストンマーティンとマクラーレンのマシンで埋め尽くされた。

Yuki Tsunoda on Saturday Australian GP Melbourne

角田裕毅はFP3で素晴らしい仕事をし、VCARB01を10位につけたため、トップ5チームを除けば最上位につくことができた。しかし、彼のチームメイトであるダニエル・リカルドは別のプログラムをこなしているようで、クリーンなラップをとることができず18位にとどまった。

ウィリアムズはFP1でのアルボンのクラッシュにより、シャシーが故障しスペアが手元に無かったため、週末の残りの期間、チームはローガン・サージェントのマシンにアルボンを乗せるという大胆な決断を下し、金曜日見出しを飾った。つまり、サージェントは傍観することになる。

キックザウバーの周冠宇は14位、アルピーヌのエステバン・オコン、ハースのニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセン、RBのダニエル・リカルドが続いた。ガスリーはソフトタイヤでクリーンラップを獲得できなかった。

金曜日のFP1とFP2の出走に比べてはるかに静かなセッションの後、ドライバーとチームは午後から始まる予選に向けて立て直している。予選は現地時間16時に開始される予定だ。

ルクレール首位 オーストラリアGP FP3 順位・ラップタイム

1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分16秒714
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分16秒734
3.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分16秒791
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分16秒806
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分16秒886
6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分16秒997
7.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分17秒014
8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分17秒087
9.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分17秒341
10.角田裕毅(RB) – 1分17秒490
11.バルテリ・ボッタス(ザウバー) – 1分17秒752
12.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分17秒759
13.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分17秒876
14.周冠宇(ザウバー) – 1分17秒920
15.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分17秒941
16.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース) – 1分17秒941
17.ケビン・マグヌッセン(ハース) – 1分17秒961
18.ダニエル・リカルド(RB) – 1分17秒963
19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分18秒390

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