角田裕毅の素顔に迫る
F1.comでは、全ドライバーのプライベートな生活や個人的な興味について、より詳しくインタビューする新シリーズ「Getting to Know」がスタートした。
このシリーズは、RBの角田裕毅から始まり、とても興味深い話をいくつか聞くことが出来た。
・3つの言葉で自分を表現すると?
「うーん、自分を表現する…僕は食べ物が大好きで、アクティビティが大好きで…うーん、これは難しいな…よく歌うかな!」
・F1を好きになったきっかけは?
「正直なところ、F1を完全に好きになれたかはまだわからないんだ!僕はとにかくドライビングがが大好きで、つまり、それがF1だよね?速いからね。」
「美しいホスピタリティ、素晴らしい雰囲気。チームも好きだし、チームワークの一種でもあるところが好きだ。個人競技のように見えて、実はチームワークなんだよね。」
・初めて何かを運転したのはいつ、どこで?運転免許を取るのに何回かかった?
「良い質問だね。日本では、僕が正しく覚えていればだけど、20歳から運転できるはずだ。19歳の時、確か5月の誕生日のころに運転した。実は、19歳の時、誕生日の3ヶ月前から自動車学校に通い始めたんだ。」
「試験は1回失敗してしまった。先生と一緒に、先生が助手席に乗って、一般道路で試験をしたよ。僕は信号を1回無視してしまって、筆記試験もあまり良くなかったんだ。12回くらい落ちたかな…ただ信号を無視してしまったんだ。なぜだかわからないんだけど、まだ赤だったのに無視してしまった。」
・2回目はバッチリだった?
「うん、それ以外はバッチリ!駐車もバッチリだったよ。」
・パドック内で一番の親友は?パドック外では?
「うーん、ピエールかな。ピエールはとてもいい人だよ。良いチームメイトだった。ドバイでも実際に会えたから、嬉しかった。」
「パドック外は、日本人ドライバーの小高一斗(こたか かずと)君かな。彼とは兄弟のような関係だ。4歳か3歳のころからずっと一緒に遊んでいる。とても幼い頃からね。彼は1歳上で、いつも僕より1つ上のカテゴリーにいたから、一緒にレースをすることはできなかった。」
・過去または現在のF1関係者の中から、ディナーパーティーに招待するとしたら誰を選ぶ?その理由は?
「過去は…過去のドライバーについては、歴史についてあまり知らないんだ。「ラッシュ」という映画に出ていたのは誰だったっけ?」
・ジェームス・ハント?
「そうそう!ジェームス・ハント!」
・現在のパドックからは?
「かなり難しいね。誰がいるかな?うーん。そうだな、もちろん、ダニエル(リカルド)は絶対だよ。アレックス(アルボン)とランド(ノリス)。ピエールも入れたいな。4人になってしまったね…」
・現在のドライバーと一緒に休暇に行くとしたら、誰と行きたい?理由は?
「うーん。チェコかな!彼はメキシコの美味しい料理をたくさん知っていて、僕は最近メキシコ料理にかなりハマっているから、彼に素敵なレストランにたくさん連れて行ってもらいたい。」
・F1バンドを結成するとしたら、誰が関わって、バンド名は何になる?
「うーん。僕のバンド名は『moustache』(口ひげ)…あ、『Moustache Dreamers』(口ひげドリーマーズ)!ダニエルのひげは綺麗だよね。特にテキサス!あれが恋しいよ!」
・彼がひげを生やして前に出る感じ?
「彼は車の中で結構歌っているから、ボーカルになれると思う。ロックやヘビーメタルみたいな曲が歌えるかどうかはわからないけどね。とにかく…ケビン(マグヌッセン)。ケビンも綺麗なひげを持っているね。ケビンが何ができるのかわからないけど…」
・それがルールなの?バンドに入るにはヒゲが必要…
「そうそう!ケビンはドラムにピッタリだと思う。他にひげがきれいなのは誰かな?」
・バルテリ・ボッタスとか?
「そう、バルテリ!バルテリは間違いなくギター担当。ピエールもヒゲを生やしているけど、彼のヒゲは僕のスタイルとは少し違うかな。少なくとも僕のロックバンドのスタイルとは少し違う。ピエールにはごめんね!以上かな。」
・あなたにとって究極の食事とは?
「これは難しい質問だ!困ったな。プレッシャーがかかりすぎる。オッケー、前菜はタコス。パスタも食べたいな、シーフードのロブスターパスタとか。メインは和食を使ったもの、和牛、ステーキとかかな。」
・F1に参戦してから、ファンから貰った一番変わった贈り物は何?
「うーん。素敵なプレゼントだと思ったのは、小さな男の子からの素敵な手紙。去年オーストラリアの1人の子供が僕の大ファンだからって、素敵な絵を描いてくれたから、それをもらったよ。」
・これまでのF1人生で一番誇りに思う瞬間は?
「一番誇りに思う瞬間は…去年のアブダビのレースかな。例えば予選…P6。レースではP6をキープできなかったけど。P6だったら、チームランキングで7位を獲得できたかもしれない。フランツ(トスト:前チーム代表)にとって最後のレースだったからね。」
・5年後にはどうしていたい?
「5年後には、少なくともチャンピオンシップを争えるポジションにいたい。」
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