マクラーレン、マイアミでMCL38のアップグレードを予定

2024年シーズン開幕5戦を終えてコンストラクターズランキングで現在3位につけるマクラーレンは、5月3日から5日に開催される第6戦マイアミグランプリにおいて、MCL38に最初の大規模なアップグレードパッケージを導入する予定だ。

マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、2024年シーズン開幕前、チームはMCL38の当初の開発計画から遅れをとっていることを認めていた。
しかし先週末の中国グランプリで、最初の大規模な技術的改良が「ついに」6戦目に登場すると明かした。

「これらの改良により、タイヤの劣化を改善しようとしている。一歩前進できるかどうか見てみるつもりだ」と、アンドレア・ステラは今後のアップグレードについて語った。

「しかし、ライバルに近づくために必要な進歩を考えると、1回のアップデートでは不十分だろう」

「次のアップデートは、特に以前のように高温になる可能性があるマイアミでは、間違いなくタイヤの観点から興味深いものになる。低速コーナーが多く、トラクションがかかり、加速が続くと、リアが制限されるようになる」

アンドレア・ステラはこのアップデートの詳細については語らなかったものの、マクラーレンはマイアミグランプリに向けてMCL38に新しいフロアを導入し、おそらく新しいフロントウイングも投入すると予想されている。

マイアミグランプリを控えて、マクラーレンはシーズン開幕から96ポイントを獲得し、4位のメルセデスに44ポイント差をつけている。

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