セバスチャン・ベッテル、ポルシェ963でのテストで500km以上を走破

4度のF1ワールドチャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテルが今週、モーターランド・アラゴンでポルシェ963をテストした。
2回のダブルスティントで合計118周(581km)を走破した。

ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、2024年6月15日と16日に開催されるル・マン24時間レースに向けて、スペインのアルカニス近郊にある全長5.345kmのサーキットで耐久テストを行った。

ポルシェ963でのドライブを終えたベッテルは、
「ここアラゴンのサーキットでポルシェ963を運転するのは本当に楽しかった」
と語った。

「F1マシンと比べて違うのは、単純に頭上に屋根があることと、重量とタイヤが重いことに対処する必要があることだ。」

「ポルシェのファクトリードライバーたちはとても親切で、何が特別で、何に慣れる必要があるかを説明してくれた。おかげで仕事がとてもやりやすかったよ。」

ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマネージングディレクターであるジョナサン・ディウグイドは、テストの後、セバスチャン・ベッテルほどのドライバーが963のステアリングを握ることは、チーム全体にとってまたとない機会だったと認めた。

「セバスチャンがここにいることは、チームにとってまたとないチャンスだ。彼は4度のF1ワールドチャンピオンだ。彼はハイブリッドシステムと高性能レーシングカーについて豊富な経験を持っている。」

「クルマの現在地について彼独自の新しい視点を持ち、我々のシステムやパフォーマンスについて意見を述べてもらうことは、またとない機会だ。私たちは彼がここに来てくれたことを嬉しく思う。彼は笑顔でクルマから出てきてくれた。」

今後についてベッテルは、今回のテストはあくまでもポルシェ963でのテストであり、今後の計画についてはまだ何も考えていないと主張した。

【関連記事】

Similar Posts