ホンダ、2026年F1参戦に向け英国に新拠点を設立

ホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)は、その名の通り英国を拠点とする新会社「ホンダ・レーシング・コーポレーションUK」を設立した。

新会社は、主にホンダが製造したF1パワートレインのレース後のメンテナンスや準備作業を行うために設立。
同時にヨーロッパ地域のロジスティクス業務も行う。

ホンダによると2023年5月、ホンダとアストンマーティンは共同で、2026年シーズンに施行されるF1新レギュレーションに対応したパワーユニットをホンダが英国メーカーチームに供給する業務提携を結んだと発表した。
HRC UKの設立は、アストンマーティンチームとの今後のパートナーシップをサポートし、ホンダのエンジン業務の効率をさらに高めることになるという。

英国での新会社設立に伴い、HRC UKは2024年春からエンジニア、技術者、スタッフの募集を開始する。

なお、ホンダは現在、F1のレッドブル・レーシング・チームとビザ・キャッシュアップRBチームのパートナーとして、技術サポートとマーケティング協力を行っている。

この技術サポートの一環として、HRCはレッドブル・パワートレインズ(RBPT、レッドブルが設立した事業体)にパワーユニットを製造・供給し、シーズンを通してエンジンの運用サポートを行っている。
このパートナーシップは、アメリカのメーカーであるフォードが引き継ぐ前の2025年シーズンまで継続される。

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