ノリス、スプリントレースを振り返り「もどかしい」

マクラーレンのランド・ノリスは、上海インターナショナルサーキットで行われたスプリントレースでF1初優勝の望みが消えてしまった。
ポールポジションからスタートしたが、1周目の終わりまでに7番手にまで落ち込んだ。

ノリスはスプリント予選の最終セッションで素晴らしい走りを見せ、メルセデスのルイス・ハミルトンを1.261秒差で抑えてポールポジションを獲得していた。

しかし、スプリントレーススタート時、ハミルトンが好スタートを切ったため、ターン1-2で2台が並走。
ノリスはオーバーステアでコースオフし、7番手まで順位を落とした。

ノリスはフェルナンド・アロンソのリタイア(フェラーリのカルロス・サインツとのスリリングなバトルの末)の恩恵を受け、6位でチェッカーを受け、3ポイントを獲得した。
しかしこれは、ノリスが期待していた結果ではなかった。

スタート時のインシデントについて、ノリスは「単に(コントロールを)失っただけ、他に言うことはない」と述べた。

「外側をキープしようとしたが、このような路面状況で、少し幅広くなり、タイヤが冷えた状態で、リアを失ってしまった」

「残念だが、こういうこともある。少しもどかしいが、ペースでかなり苦戦した。DRSを使ってなんとかついていったが、そうでなければ大きく後退していただろう。ペースはかなり悪く、最後にダメージを負ってしまった」

「厳しいレースで、期待していたようにはいかなかったが、数ポイントは獲得できた」

「似たような位置で終わっていただろうが、ルイスは大きくリードを広げた。彼ら(メルセデス)は僕たちより速かったが、そこまで大きな差ではなかった。もっとポイントを獲得できたはずだが、いくつかのミスが自分にとって代償となった」

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