ノリス「僕の番が近づいていることは分かっていた」
マクラーレンのランド・ノリスは、今シーズンの好調なスタートを受けて、自身のF1初優勝に「これまで以上に確信を持っていた」と語った。
2019年にF1デビューを果たして以来、109戦を戦ってきたランド・ノリスは、アップデートされたマクラーレンのマシンでマイアミでF1初優勝を飾った。
優勝後のインタビューで、ノリスは2023年に7回、2024年シーズンに入ってからオーストラリアと中国で2回の表彰台を獲得したことから、「自分が優勝する時が近づいていた」と語った。
「初優勝を飾ることは常に素晴らしいことだ!もちろん、今まで優勝に近づいたときもあったが、それを優勝に変えることはできない。でも、心配はしていなかったよ」とノリスはマイアミでの優勝後に語った。
「僕が成功して、レースで優勝することができるかどうか多くの人が疑っていたが、僕は心配していなかった。今年は、自分にも、チームにも必要なものがあると、これまで以上に自信を持っていたし、辛抱強くやってきた」
「ただ自分の仕事をこなし、自分ができる最高のことをしてきた。そして、自分が優勝する時が近づいていることは分かっていた」
ノリスはまた、マイアミでのマシンへの数多くのアップグレードなど、舞台裏での懸命な取り組みについてマクラーレンを称賛した。
「昨年ここではQ2にも進出できなかったが、今では優勝するまでになった」とノリスは付け加えた。
「チームは、僕たちが今の位置まで上り詰めるために、とんでもない仕事をしてくれた。特にここ数ヶ月、少しずつ積み上げてきた。アップグレードを導入するたびに、それが良いものだと示すのは簡単ではない」
「しかし、そのような小さなことが全て組み合わさり、それらの要素が全てつながったとき、今日のような完璧な日になる。もちろん、チームの全ての人、ファクトリーにいる全ての人、ここ(サーキット)にいる全ての人に大きな感謝を伝えたい」
「これらのアップグレードと、彼らが全てに注いできた懸命な努力がなければ、僕が優勝する可能性ははるかに低かっただろう。だから、これはほんの始まりに過ぎない。もっと優勝したいと既に思っているよ」
マイアミグランプリ後、ランド・ノリスは、フェラーリのカルロス・サインツと同ポイントで、ドライバーズランキング4位につけている。
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