サインツ、2025年のシートオプションを検討中

フェラーリのカルロス・サインツは、2025年の行き先を選ぶのに時間をかけることにしたことで、潜在的に前向きな選択肢が失われる可能性があるという懸念を一蹴。サインツは自身の選択肢を「慎重に」評価したいと考えている。

フェルナンド・アロンソとアレックス・アルボンがそれぞれのチームに残ることを決め、ニコ・ヒュルケンベルグがハースからザウバーに移籍するなど、ここ数週間でドライバー市場でいくつかの動きがあった。
そして今また、来年新しいチームを探しているサインツがどうするかに注目が集まっている。

サインツがまだ決断を下していないため、他のドライバーは、自分たちの決断を下す前に、彼が何を決めるかを待っているようだ。それにもかかわらず、サインツは次のステップを計画するために自分自身に期限を設ける必要があるというプレッシャーを感じていない。

「ドライバー市場では誰もが誰かに依存していると思う」とサインツは今週末のモナコグランプリを前にメディアに語った。「僕はまだ決心がついておらず、来年どこで走るのかわからない。また、期限も設定していない」

「今のキャリアの段階では非常に重要な決定だから、すべての選択肢をテーブルに載せて、慎重に考えて正しい選択をしたいと思っている。今年で30歳になるから、次のプロジェクトは本当にうまくいくようにしたい。だから、必要な時間はかけるつもりだ」

チームが独自の期限を設定している事実により、時間内に決断を下さなければ、いくつかのプロジェクトを逃してしまう可能性があるのではないかとサインツは迫られた。

「だからこそ、舞台裏では僕はみんなより多くのことを知っている！みんなにはうわさや何もかもがあり得る」とサインツはジョークを飛ばした。

「でも心配しないでいいよ。僕は何も漏らさないし、すべての選択肢をテーブルに載せて、正しい決断を下すだけだ」

「僕が決心したら、すべてが迅速に進むだけだと言える。次の新しい契約に必要だと感じるすべてをまとめることが重要なんだ」

2025年のグリッドではいくつかのシートがまだ決まっておらず、フェラーリとマクラーレンだけが来シーズンの完全なラインナップを確定させているチームである。

【関連記事】

【ラスベガスGP水曜日】リバティメディアがレース事業を強化