【サウジアラビアGP FP1/FP2レポート 】フェルスタッペンがFP1、アロンソがFP2でトップタイム
サウジアラビアGPのフリー走行が木曜日午後に行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがアストンマーティンのフェルナンド・アロンソとチームメイトのセルジオ・ペレスを抑えてトップに立った。
フェルスタッペンはセッション中盤のソフトタイヤ走行でメルセデスのジョージ・ラッセルに0.003秒差をつけていたが、2回目の走行で1分29秒659を記録して暫定トップに浮上した。
最終ラップに入ってもフェルスタッペンの速さは変わらず、アロンソをコンマ2秒弱引き離した。
【F1サウジアラビアGP FP1 結果・順位】
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム |
1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分29秒658 |
2 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分29秒845 |
3 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分29秒868 |
4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分29秒939 |
5 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分30秒939 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分30秒164 |
7 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分30秒231 |
8 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒236 |
9 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分30秒580 |
10 | 23 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ | 1分30秒747 |
11 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分30秒783 |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分30秒917 |
13 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分30秒945 |
14 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分30秒966 |
15 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分30秒977 |
16 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分31秒036 |
17 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分31秒046 |
18 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分31秒131 |
19 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分31秒411 |
20 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分31秒577 |
フェラーリのシャルル・ルクレールは5番手、カルロス・サインツは6番手で続いた。
マクラーレン勢ではランド・ノリスが最速の7番手で、ルイス・ハミルトンのメルセデス、序盤にウォールに接触するアクシデントに見舞われたランス・ストロールのアストンマーティン、アレックス・アルボンのウィリアムズが続いた。
キック・ザウバーはバルテリ・ボッタスが11番手で、チームメイトの周 冠宇はソフトタイヤでの走行開始時にスライドしてタイムをロスし、18番手に後退した。
RBはダニエル・リカルドが12番手、エステバン・オコンは13番手につけた。アルピーヌはバーレーンでの開幕戦での苦い経験や、テクニカルディレクターと空力担当責任者の異動を経て、前進を図っている。
ウィリアムズのローガン・サージェントとマクラーレンのオスカー・ピアストリはそれぞれ14番手と15番手、RBの角田裕毅は16番手だった。
RB勢と同じくミディアムタイヤでベストタイムを記録した周とハースのニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセンのペアから、アルピーヌ勢2台目のピエール・ガスリーが17番手につけた。
【FP2】
サウジアラビアGPの木曜日走行は、フェルナンド・アロンソがFP2でファステストラップを記録し、ジョージ・ラッセルとマックス・フェルスタッペンをリードしてトップで終了した。
セッション開始が10分遅れた後、FP1は高温多湿のコンディションで行われたが、FP2は土曜夜の決勝に近いコンディションで行われた。
ほとんどのマシンが投光照明の下で素早くコースインし、賑やかな1時間のスタートとなったが、バルテリ・ボッタスがターン1でロックして早々にスピンを喫するなど、一部のマシンにとってはまったくスムーズなスタートではなかった。
【F1サウジアラビアGP FP2 結果・順位】
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム |
1 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分28秒827 |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分29秒057 |
3 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分29秒158 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分29秒180 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分29秒300 |
6 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分29秒336 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分29秒455 |
8 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分29秒504 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分29秒528 |
10 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分29秒594 |
11 | 22 | 角田裕毅 | RB | 1分29秒666 |
12 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分29秒758 |
13 | 24 | 周冠宇 | ザウバー | 1分29秒777 |
14 | 23 | アレックス・アルボン | ウィリアムズ | 1分29秒789 |
15 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分29秒901 |
16 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 1分29秒934 |
17 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分29秒985 |
18 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 1分30秒077 |
19 | 3 | ダニエル・リカルド | RB | 1分30秒088 |
20 | 77 | バルテリ・ボッタス | ザウバー | 1分30秒153 |
セッション終了後、スチュワードはルイス・ハミルトンとローガン・サージェントの間で起きたアクシデントを調査することを明らかにした。
ソフトタイヤでの予選走行が開始されると、アロンソが1分28秒827をマークしてトップに立つ。このタイムはセッション後半にロングランに切り替わっても変わらず、アロンソはラッセルに0.230秒の差をつけた。
3番手にはフェルスタッペン(FP1でトップタイムを記録)がつけ、4番手にはルクレール、5番手にはセルジオ・ペレスが続いた。ランス・ストロールが6番手につけ、アストンマーティンの充実したセッションに花を添えた。
トップ10にはカルロス・サインツ、終盤にパワー不足を訴えたハミルトン、ピエール・ガスリー、オスカー・ピアストリが入った。
角田裕毅が11番手、マクラーレンのランド・ノリスが12番手で続いた。キック・ザウバーの周 冠宇は13番手で、14番手のアレックス・アルボンとは100分の1秒差だった。
エステバン・オコンが15番手、サージェントが16番手、ハースのケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグはそれぞれ17番手と18番手だった。
ダニエル・リカルドは19番手、ボッタスは20番手だった。
これで初日の走行は終了し、各チームは金曜日の16時30分(現地時間)から行われるFP3の前にデータを確認する。
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