フェルスタッペン、イモラでポールポジションを獲得しセナの記録に並ぶ

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、エミリア・ロマーニャグランプリでの週末初日に「非常に困難な」スタートを切り、ポールポジションを獲得することは自身の考えからは程遠いものだったと認めた。
フェルスタッペンとレッドブルは予選で印象的な巻き返しを見せた。

フェルスタッペンは、いくつかのコースオフ、怒りの無線、そして昔のタイトルライバルであるルイス・ハミルトンとの衝突の後、金曜日の走行を7番目のタイムで終えた。
レッドブルを「ペースから大きく遅れている」と表現していた。

しかし、FP3でさらに学習を重ねた後、フェルスタッペンとレッドブルは予選で復調。
現世界チャンピオンはマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスを抑えてポールポジションを獲得した。

予選後、フェルスタッペンは次のように語った。
「これまでの週末は本当に難しかった。今朝（FP3）でさえそうだった。ここでポールポジションを獲得できて信じられないほど嬉しい。予想外のことだった」

「予選前に最後の（マシンのセットアップの）変更を行ったんだ。それによって少し良くなったようで、もう少しプッシュできるようになった」

「予選のラップで、ここでリミットギリギリを走って、最後のコーナーではグラベルに触れた。まだ興奮しているよ。アドレナリンがとても高い！」

次に、フェルスタッペンはアイルトン・セナの8連続ポールのレコードに並んだことについて、また、セナがイモラの事故で亡くなって30年の週末にF1の歴史をさらに塗り替えたことについて質問された。

今年これまでの7回の予選セッションすべてでトップを獲得したほか、昨年のシーズン最終戦アブダビグランプリでもトップ予選を獲得したフェルスタッペンは、1988年と1989年のシーズンにわたってセナが記録した記録に並んだ。

「もちろん今年の始まりは素晴らしいものだが、とても特別でもある。彼がこのトラックで亡くなって30年になるから、ここでポールポジションを獲得できて、素敵な思い出を残せたと思う」とフェルスタッペンは語った。

「彼は信じられないほど素晴らしいF1ドライバーだ。だから今日は、僕にとって素晴らしい日であり、チームにとっても素晴らしい日になって、とてもとても嬉しい」

チームメイトのセルジオ・ペレスにとっては、FP3でのクラッシュに続いて、Q3への出場権を僅差で逃し11位に終わるという、より厳しい予選セッションとなった。

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