角田裕毅、3回目のF1モナコGP 「もうアプローチの仕方はわかっている」
角田裕毅が、2023年F1モナコGPへの意気込みを語った。
先週末のF1エミリア・ロマーニャGPが中止となったイタリア北部の集中豪雨で角田裕毅の所属するスクーデリア・アルファタウリが拠点するファエンツァも洪水の被害に遭った。
ソーシャルメディアでは、角田裕毅がスコップを片手に街の清掃を手伝っている姿が拡散し、多くの賞賛を呼んだ。しかし、すでに気持ちはモナコGPに切り替えていると角田裕毅は語る。
「ファエンツァとその周辺地域では、非常に困難な状況が続いています。本当にひどい被害を受けた人たちを助け、街をきれいにするために、地域のみんなが力を合わせて何かをしているのを見たときは感動しました」と角田裕毅はコメント。
「でも今は、今週末のレースに集中して、できる限りのことをすることが僕の仕事です」
「2021年のF1初年度までモナコでレースをしたことはなかったし、昨年は予選11位でした。4日間、とても特別な雰囲気があります。特に予選では、運転するのが楽しくてユニークなサーキットだと思います。バリアにどれだけ近づけるか、コーナーにどれだけスピードを乗せられるか、その自信が土曜日にコックピット内でとてもエキサイティングにしてくれます」
「レースではオーバーテイクが難しいので、最も重要な日となります。だから、準備をしながら、ロングランよりもむしろ予選に適したセットアップを見つけようとしてます」
「サーキットに敬意を払い、徐々にスピードを上げ、できるだけ多くのトラックタイムを確保する必要があります。一方で、サーキットの進化はかなり大きく、セッションごとにラップタイムが大幅に向上するのが普通であることも考慮しています」
「モナコでのレースは3回目なので、もうアプローチの仕方もわかっているし、1回目よりも間違いなく準備はできています」
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