『F1 Tokyo Festival 2024』：1日目

4月2〜3日の2日間に渡って開催される『F1 Tokyo Festival 2024』。
六本木ヒルズアリーナに用意された大型ビジョンには、過去のF1レースが映し出された。
会場には1964年のホンダRA271から、2024年のレッドブルRB20、RBのVCARB 01まで、新旧さまざまなF1マシンが展示。
盛大な2024年F1日本グランプリのキックオフイベントだ。

1回目のステージには、スーパーフォーミュラに参戦する笹原右京、阪口晴南、大湯都史樹の3名。

2回目のステージには、今季からハースのチーム代表を務めている小松礼雄。
そして日本GPのFP1でRBのマシンを走らせる予定の岩佐歩夢が時間差で登壇。
岩佐は集まったファンの前で笑顔を見せ、鈴鹿への意気込みを語っていた。

さらに3回目のステージには、スーパーフォーミュラに参戦する山本尚貴、国本雄資、福住仁嶺の3名が登壇し、会場はファンからの大きな拍手と歓声に包まれた。

日本のレジェンドドライバーたちは
「自分がF1チームからオファーを受けるとしたら、どのマシンに乗りたいか？」
といった興味深い質問や、今週末に開催される2024年F1日本グランプリの観戦ポイントについて笑顔で自身の意見を述べていた。

また、自身も2019年の鈴鹿でF1マシンを走らせた経験のある山本は
「アクセルを踏んだ瞬間に体がシートにグッとのめり込む感覚には、本当にビックリした。凄まじいスピードのなか、無線で常に指示を受けながら、コーナーごとにスイッチ操作でマシンをコントロールするというのは超人技だと思う」
と当時の経験も踏まえて語った。

小松は、モータースポーツ界ではお馴染みで、今回の進行を務めたピエール北川から「ハースのチーム代表に就任した経緯」も聞かれ、会場を大いに盛り上げた。

さらに2日夕方からはテクノミュージシャンであるKen IshiiによるDJパフォーマンスや、カンヌライオンズチタニウム部門グランプリなど国際的に高い評価を得ているライゾマティクスによる鈴鹿サーキットをモチーフとした光と音のインスタレーション『Illuminated Velocity:Suzuka Circuit‘s Light Installation』も開催された。

エンターテインメント盛りだくさんで開催された『F1 Tokyo Festival 2024』初日。
明日、4月3日（水）はいよいよF1ドライバーも登壇予定だ。
モータースポーツファンの方には、ぜひ六本木まで足を運んでほしい。

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