【中国GP決勝】フェルスタッペンが優勝！
2024年中国グランプリは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝を飾った。
フェルスタッペンは、マクラーレンのランド・ノリスと、レッドブルのチームメイトであるセルジオ・ペレスを抑えてゴールラインを越えた。
シャルル・ルクレール、カルロス・サインツ、ジョージ・ラッセル、フェルナンド・アロンソ、オスカー・ピアストリ、ルイス・ハミルトン、ニコ・ヒュルケンベルグが、2024シーズン第5戦のトップ10に入った。
アルピーヌの大惨事
アルピーヌのピエール・ガスリーの最初のピットストップで事件は起きた。
右リアタイヤがまだ固定されていないにも関わらず、マシンが早すぎるタイミングでリリース。
チームのメカニックが撥ねられてしまったのだ。
幸いなことに、チームはすぐにメカニックの安全を確認することができた。
しかしガスリーにとっては、20秒以上もの長いストップを強いられたため、レースはこの時点でほぼ終わってしまった。
ガスリーはこのレースを13位でフィニッシュした。
一方チームメイトのエステバン・オコンはポイント圏内の10位から2.5秒差で11位フィニッシュ。
惜しくもポイント獲得には至らなかったが、アルピーヌにとって前向きな部分もあったレースだった。
長い中断
キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは、メカニカルトラブルによりマシンをコース脇で止めざるを得なかった。
オフィシャルはマシンの撤去を試みたが、ギアがロックしていたため、移動させるのに時間がかかってしまった。
VSCでレースを行った後、レースディレクションは長時間のセーフティカーを展開し、多くのドライバーがピットインして新しいタイヤを履くことができた。
ストロールの追突
セーフティカーが解除される前に、アストンマーティンのランス・ストロールは、ブレーキングゾーンで完全に失敗。
ダニエル・リカルドのマシンに後ろから衝突した。
同時に、ハースのケビン・マグヌッセンは、リカルドのチームメイトである角田裕毅に衝突した。
ダメージのため、ダニエル・リカルドは数周後にリタイアを余儀なくされ、角田も同様の結果となってしまった。
マグヌッセンとストロールはこれにより、それぞれ10秒のペナルティを科された。
ノリス、サインツ、ルクレールの異なる戦略
戦略の面では、ランド・ノリス、カルロス・サインツ、シャルル・ルクレールが、今回の中国GPで1ストップ戦略を選択。
この異なる戦略により、ランド・ノリスは表彰台に上がることに成功。
ルクレールは2ポジション上げて4位でフィニッシュした。
サインツも2ポジション上げ、チームメイトの後ろの5位となった。
ポイント圏内に入ったハミルトン
18番手からスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、今回のレースで起きた様々な出来事を利用して、見事にポイント圏内まで順位を上げた。
ハミルトンは、9位でゴールラインを通過した。
中国グランプリの結果
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