ガスリー、アイルトン・セナのトールマンTG183をドライブ
アルピーヌのピエール・ガスリーは、中国グランプリとマイアミグランプリの間に、1984年シーズンにアイルトン・セナがドライブしたトールマン・TG183のステアリングを、シルバーストン・サーキットで握る機会を得た。
これは、アイルトン・セナの死から30年を迎えるにあたって制作されたテレビレポートの一環だ。
ピエール・ガスリーは、約600馬力を発揮する直列4気筒ターボエンジンを搭載し、重量540kgのトールマン・TG183のシートに座った。
これはガスリーにとって忘れられない特別な瞬間となった。
「中国グランプリから忙しい1週間を過ごした。ほとんどの時間をイギリスで過ごしたよ。少しドライブする機会を得られたことは、いつも歓迎すべきことだよ!」とピエール・ガスリーはマイアミグランプリを前に語った。
「テレビレポートの一環として、シルバーストンで1984年のアイルトン・セナの最初のF1マシン、トールマン・TG183をドライブした。忘れられない素晴らしい経験だった」
「このマシンは”チーム・エンストン”のクルマだから、ファクトリーに持ち帰ってチーム全員に見せた。チームのポジティブな雰囲気を見られたのは素晴らしかった」
「チームにとって素晴らしい一日だった。これが僕たちに輝かしい過去を思い出させ、素晴らしい未来に向けて全員にインスピレーションを与えてくれることを願っている。僕自身も、レースに向けてシミュレーターで実りある一日を過ごすことが出来た」
マイアミでのアップデート
マイアミでは、ガスリーは中国グランプリでエステバン・オコンのマシンに初めて搭載されたアップデートを使って走ることになる。
「チームの信じられないような努力のおかげで、マイアミでは僕のマシンにアップデートが施される」
「中国グランプリでは、レースペースが良くなっている兆しが見られた。ポイント圏内に近づいているが、もっと頑張らなければならない。一生懸命働き続け、現在あるものを最大限に活用するために、パッケージを理解する必要がある。それがマイアミでの僕の目標だ」
マイアミグランプリを今週末に控え、アルピーヌは、ウィリアムズ、キック・ザウバーと共に、コンストラクターズランキングでまだ1ポイントも獲得していない3チームのうちの1つだ。
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