ジャック・ドゥーハン、2025年アルピーヌからF1デビュー

アルピーヌは、オランダグランプリの前日に、リザーブドライバーのジャック・ドゥーハンを2025年のF1レギュラードライバーに昇格させることを発表した。

ドゥーハンは、すでに契約・発表済みのピエール・ガスリーとともに、来シーズンのチームのドライバーラインナップを構成する。彼は、アルピーヌアカデミーから初めてチームのシートを獲得する若手ドライバーとなる。ピエール・ガスリーとジャック・ドゥーハンは、チームに若さと経験のバランスをもたらすことになるだろう。

二輪のロードレース世界選手権500ccクラスで5回のタイトルを獲得した伝説的なミック・ドゥーハンの息子である21歳のジャック・ドゥーハンは、シングルシーターの下位カテゴリーで成功を収めた後、過去2年間アルピーヌのリザーブドライバーを務めてきた。

2021年のF3で2位、2023年のF2で3位を獲得したジャック・ドゥーハンは、2024年にフルタイムのリザーブドライバーに任命された。そして彼は2025年に正式なF1ドライバーとしてキャリアをスタートさせる。

「2025年にアルピーヌF1チームのレギュラードライバーに昇格できて嬉しく思う」とドゥーハンは述べた。

「チーム経営陣の信頼に非常に感謝している。準備するべきことがたくさんあるが、ステップアップする時までに最大限の情報と知識を吸収できるよう全力を尽くす」

「アルピーヌアカデミーから初めてチームのシートを獲得できたことはすごく満足だ。この夢を現実にするためにサポートしてくれた全ての人々に心から感謝している」

「興奮しているし、家族にとっても誇りの日だ。この機会を十分に楽しみ、舞台裏で全力を尽くすのが待ち遠しい」

ジャック・ドゥーハンは2024年シーズンの残りの期間、引き続きリザーブドライバーの役割を果たし、A522マシンを使用した定期的な旧車テスト（TPC）セッションに参加するほか、一部のレース週末にはチームのシミュレーター業務も担当する。

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