マクラーレン、育成プログラムにブランド・バドエルの加入を発表

マクラーレンは、ブランド・バドエルをドライバー育成プログラムに迎えることを発表した。

2010年以前やハイブリッド時代以前からF1を見ていた方なら、スクーデリア・フェラーリを応援していたかどうかによって、多少思い出の色が変わるかもしれないが、バドエルという名前にピンとくるかもしれない。

ブランド・バドエルは、2009年のハンガリーグランプリでフェリペ・マッサの重傷の代役を務めた元スクーデリア・フェラーリドライバー、ルカ・バドエルの息子だ。

現在18歳のブランド・バドエルは、ファン・アメルスフォールト・レーシングからFRECA（Formula Regional European Championship by Alpine）に参戦している。現在、7回の表彰台と174ポイントを獲得し、ドライバーズランキング5位につけている。ブランド・バドエルは、来シーズンプレマからF3に参戦し、F1へさらに一歩近づく。

バドエル、マクラーレンに感謝

マクラーレンの発表の中で、ブランド・バドエルは満足感と今後のシーズンへの意欲を表明した。

「マクラーレンのドライバー育成プログラムに参加できてとても嬉しい。このような素晴らしいレース遺産と実績のあるタレント育成経験を持つチームに加わるのは素晴らしい機会だ。2025年にプレマ・レーシングからF3に参加することで、さらなる成長につながる。サポートしてくれたマクラーレンチーム全員に感謝している。チームのアドバイスから学び、チームの象徴的なカラーで走るのが待ち遠しい」

マクラーレンのF1コマーシャル・オペレーション・ディレクターで育成プログラムも担当するステファニー・カーリンは次のように付け加えた。

「ブランドを私たちのドライバー育成プログラムに迎えられて嬉しい。昨年から彼を注視していたが、競争の激しいフォーミュラ・リージョナル選手権での新人としての彼のパフォーマンスに感銘を受けた。そのため、オプションを行使し、フルタイムでプログラムに組み込むのは自然な流れだった。彼がパパイヤカラーで走る姿を見るのが楽しみだ。プレマ・レーシングからF3に参戦する彼の成長をサポートしていく」

【関連記事】

• マルコ、2025年のペレスの後任について語る – Shiga Sports
• ハミルトン、2024年にフェラーリのテストに参加せず – Shiga Sports
• マクラーレン、1974年にF1で初のワールドタイトルを獲得 – Shiga Sports
• コラピント、レッドブルが興味を示す可能性は？ – Shiga Sports
• サフナウアー、従業員の給与を自ら支払っていたことを明かす – Shiga Sports